いもさんの体験談

ぱたさん、こんにちわ。ぱたさんに大変お世話になっている、いもと申します。昨日無事移民ビザを取得いたしました。こんなにスムーズに事が運んだのは全てぱたさんのおかげです。ありがとうございました。これからは渡米前後にすることついて、また“ぱたのうち”にて勉強させていただきます。アメリカには日本人の知り合いもいないし、ぱたさんのHPがあると、本当に心強いです。

お礼にと言ってはなんなのですが、体験談を書かせて頂きたいと思います。(^_^)ごく普通の話になるとは思うのですが、少しでもお役に立てたらと思います。

2000年8月
彼のいるマイアミに滞在中、偶然“ぱたのうち”に出会いました。なんて幸運!“日本で移民ビザを取得”することの利点に打たれました。それまでは「2年後くらいに結婚できたらいいね」と漠然と話し合っていたのですが、この薔薇色の“日本で移民ビザ取得”コースについて彼と話し合った結果、急きょ“移民ビザを持って年始にマイアミに移り住むこと”を目標に立てました。

2000年9月
日本帰国。早速アメリカ大使館や領事館から必要書類を取り寄せ、埋められるところから埋め始めました。

2000年10月3日
彼が来日。書類を一斉に埋め終えました。I-864はアメリカで既に公証済み。公証は同じ職場の公証人にしてもらい、手数料は無料。その公証人は彼と知り合いということもあって、ろくに書類もチェックせず、公証してくれたそうです。いいかげんだなあ...。

2000年10月4日
JR大阪駅、JR北新地駅、あるいは地下鉄各線梅田駅より徒歩10〜15分のところにある、アメリカ領事館へ。午前9時過ぎに到着。警備員のおじさん達はみなさんとっても親切でした。カメラ及び食べ物の持ちこみは禁止なので、没収〜。もちろん帰りに返してもらえます。でも飲みかけのペットボトルのお茶(私)とか、食べかけのメロンパン(彼)を預けてそれをまた返して頂くというのはとっても恥かしかったです。

空港のセキュリティーチェックのようなものをパスし、晴れて入館。エレベーターで上階へ。銀行の窓口のようなものがみっつ並んでいるので、そこでチーンとベルを鳴らし、スタッフの方を呼んで、婚姻具備証明書をいただきました(彼が宣誓&領事さんが公証)。

領事館からタクシーで1メーターのところにある、大阪市北区役所へ。入籍。婚姻届受理証明書の発行には30分程かかりました。パスポートの名前をすぐに変更するなら、安い方の受理証明書をこの時点で取っておくと良いと思います。

結婚記念に、新婚ほやほや写真を区役所の前で1枚。とんぼ返りで再び大阪アメリカ領事館へ。再びセキュリティーチェック。領事さんが会議で忙しいやらの理由で、一時間ほどの強制的な暇をもらい、近くのファースト・キッチンで時間つぶし。

公証の際、「英語大丈夫ですか?」と聞かれたので、「はい。でも日本語の方が良いですけど(もちろーん!)」と答えたら、日本語で宣誓を仕切れるスタッフの手が空くまでずいぶん待たされた...。あまりにも遅いので、「英語でも大丈夫なんですけど」と言ってみたものの、聞き入れてはくれませんでした。"YES, I Do" と言ってサインするだけのことなのに〜。領事さんが英語で話し、スタッフの方がそれを日本語に訳し、私が「はい」とひとこと言ってサインして、公証は終了。午後2時前までには、これら全てを終えることができました。

2000年10月5日
別に第一段階では書類は郵送すればいいんですが、新婚旅行がてら、東京へ。真夜中でも車がガンガン走っている様子に、彼いたく感動。

2000年10月6日(金)
8時15分に大使館へ到着。すでに門の外には3組ほどが待っていました。8時30分頃にはもうかなり並んでます。門で食べ物は回収されます(かごがあるので、そこへ入れておきます)。大きなカバンは中身をチェックされます。パスポート(期限切れのものでも大丈夫でした)や運転免許証などの身分証明を見せて、門をくぐることが出来ます。

入館する前にも空港のようなセキュリティーチェックを受けます。携帯電話やカメラなどはここで預けます。早く入館できたものの、先に館内にあるインスタント証明写真ブースで申請用の写真を撮っていたので、受け付け番号は9番になってしまいました。はっきりした値段は忘れてしまったけれど、大使館内のインスタント証明写真は高いです。やっぱり写真はあらかじめ用意しとくべきだったな。

受けつけ番号が9番と言ってもかなーり待ったので(1時間くらいかなあ)、その日の状況にもよると思いますが、遅くとも5番以内をゲットする勢いでのぞむといいかと思います。

銀行の窓口のようなものが10ブースほどズラーッと横一列に並んでいます。自分の番号が呼ばれ、書類をチェックしてもらい、10時過ぎにはPACKET3をもらってました。

2000年10月11日
警察証明を作成してもらいに、兵庫県警へ行きました。あ、私は神戸のものです。兵庫県警は、JR元町駅から山側へ徒歩2分のところにあります。受け付けで入館証をいただいて、鑑識課へ。素晴らしい機械で指紋を取りました。もうインクじゃないのね、感動。

その足でパスポート発行所へ。JR三ノ宮駅から海側へ4分程のところの、神戸国際会館にあります。ちゃんと「パスポートはこちらへ」っていう札がいろんなとこに立ってます。で、パスポートの記載名の変更を届けました。「ご主人の姓と両方を載せるなんて、そんなこと出来ないですよ」と言われても、絶対出来るはず〜っと押して押して、勝ちました。必要書類は2点、新戸籍抄本(謄本)と主人のパスポート。

新戸籍はまだ出来ていなかったので、代わりに婚姻受理証明書の安い方(返してくれないから)を提出しました。できあがりは3日後。手数料は900円。
できあがり:パスポートの外務大臣のページに“SEE PAGE 5”と入り、5ページ目に「持ち主の名を変更するため、このパスポートは修正されてます」というようなことを書いたスタンプを押してもらい、夫の姓がかっこで載ってます。

面接時に「配偶者のパスポートを見せてください」と言われることが多いと“ぱたのうち”で学んでいたので、その代わりになりそうだなと勝手に踏んだ彼のCERTIFICATE of CITIZENSHIPを、彼が帰国する際、たのんで置いていってもらいました(ぱた注:いもさんの推測通り、配偶者のパスポートあるいは出生証明に代わるものは、帰化市民の場合はこれです。帰化証明と呼ばれています)。

"I WILL BEAT YOU UP IF YOU LOSE IT."と彼に脅されました(ぱた注:これは彼のいう通り<←殴ってもいいという意味ではありませんよぉ!>で、一通しか発行されない大切なものなので、なくしたら大事なのでした。もしもなくしてしまった場合は移民局に再発行を頼めますが、それこそ1年がかりになるそうです)。実際は、特に指示がない限り、配偶者のパスポートは面接時には必要無いそうです。

2000年10月24日
健康診断へ。神戸海星病院へ行きました。場所は、JR六甲道からタクシーで2メーター、あるいは18系統(不確か)のバスで10分(本数が大変少ないので、あまり当てになりません)です。またはJR三ノ宮駅山側のバス停から2系統のバスで20分くらいのところです。あっちこっちの課に行かされました。尿検査、採血、30秒で終わった視力検査...、レントゲン写真、触診(服は着たままでOKでした。とっても優しい、笑顔の素敵なドイツ人の女の先生です。日本語もちろんOK)、注射(この日はジフテリアと破傷風かな)。1日目は4万60円でした。(ぱた注:いまさらですが、海星病院で打つと接種の本数が多くて時間もお金もかかります。東京に行ったついでに東京で健康診断を受けていたら、1日で全部すんでもっと安かったでしょう……)

同日できあがった警察証明書をいただきに県警へ。確かに頂きましたという印にサインして、退散。

2000年11月14日
注射の間隔を開けないといけないというわけで、前回の1ヶ月後また注射を受けに病院へ。ジフテリアの注射はすごく痛いです...。今日はジフテリアと破傷風の2回目。5360円。年内にはビザを取りたいむねを告げると、すぐ書類を作成してくれました。後必要な注射は渡米の日までに終わらせましょうということになりました。

2000年11月15日
面接希望のFAXを送る(OF-169)。

2000年11月21日
前回の注射の一週間後。おたふくかぜの注射と、もうひとつ何かの注射。既にたくさんの注射を打ってるので、何が何だか忘れてきました...。この日のお代は計10300円!ひいい...高い。持ち合わせがなかったので、キャッシュカードで支払いました。海星病院はデビッドカードを導入してます。

2000年12月4日
さすがに大使館の返事が遅すぎる〜と思い、再度FAX。2日後、「遅くなってすみません。12月1日付けで手紙を送りました」とのFAXが入りました。日本語で面接時に必要な書類を書いてくださった。ありがたや。

2000年12月17日(面接前日)
なんとなく“ぱたのうち”をチェック。そこで「扶養証明の不備が多い」という指摘を発見。自分が「これがタックス・リターンでしょ」と思っていたものをチェックしてみると、それは例の魔のW-2フォームだった!わああ〜。(ぱた注:不備になる人の中では、このW-2フォームとタックスリターンを勘違いする人が多いのです)

いいかげんな知人による公証のせいか(責任転嫁)?自分の目を疑う。電話口で泣く私に彼は一言、「そのW-2と一緒に紫の冊子があるでしょ。それがタックス・リターンだよー。ははは」と言い放つ。でもその紫色の冊子は、TeleFile Tax Record and Instructionsというもので、表紙には"REPLACES YOUR FORM 1040EZ"とあるんです。どうも1040ではない様子?(ぱた注:いえ、これでいいようですわ)でもとにかくTeleFileは1040と同じ役割をする冊子なんだよっちゅうことで、納得。ある条件を満たしている人(独身、収入が低い、若いなど)は電話で簡単に申告できるようで、その際使うものがTeleFileというその紫色の冊子らしいです。

2000年12月18日
面接当日。月曜日でした。こんなにもたくさんの人がビザを取るのねえと感心。書類を提出すると、簡単なこと(両親の名など)を書く書式を頂きますので、それを埋めます。再度呼ばれて書類が揃って入ることを告げられ、その際その書式を提出します。

彼との出会いはインターネット経由だし、お互いまだ若いし、私もまだ学生あがりで、ビザを申請した時点では無職だったので、偽装結婚を疑われる要因は結構あるんじゃないかなあと心配していました。例の紫色の冊子TeleFileも問題なく、グレーの背景だった写真も、撮り直しかなあと思っていたけどOKでした。地元の写真屋さんは、「white backgroundというのは、ようはバックは無地ということで、アメリカでも大丈夫ですよ」と言っていました(ぱた注:言葉を返すようで申し訳ないんですが、ちょっとグレーがかっているからということで大使館では通っても、アメリカに入ってからカードを発行してもらうときに移民局から「背景が完全に白じゃないので」という理由で写真を却下されることがあり、実際された方も何人もいらっしゃいますので、出来れば「白」で撮ってもらったほうがいいです)

面接はなんと2分程度で終わりました。領事さんはきれいな、割と若いかんじの女の人でした。面接は英語でしたが、よくよく見てみると、どうやら日本語もずいぶん堪能なようです。日本語でも出来ますよ〜とか言ってくれたら嬉しかった...。質問はHow are you?と笑顔ではじまり、

1.ご主人とはどうやって出会いましたか?
-----インターネットです、と答えても、"Oh Internet!"とおっしゃっただけで、特に根掘り葉掘り聞かれませんでした。
2.結婚する前、ご主人とはどのくらい会っていますか?
-----主人はずっとマイアミ、私は神戸に住んでいることからの質問だと思います。計4回、期間は各2週間〜1ヶ月程です、と答えました。
3.ご主人は日本に来たことがありますか?
4.ご主人がアメリカ国籍を取得したいきさつを教えてください。
-----主人はキューバ系移民なのです。私がどれほど彼のことを知っているか探られているようでした。だから詳しく説明しました。
5.なぜボリビアに行ったのですか?
-----ボリビアを旅行したとき、トランジットの際アメリカに立ち寄りました。それを第一段階の書類に記入したことを受けての質問です。友達がいるんです、と答えました。
6.ご主人のお仕事は?

"Everything looks fine!"と、面接はすんなり済んでしまいました。

かなり気合を入れて、手紙や結婚式場の予約伝票の英訳や、彼からもらった2千通近いEメールを詰めたフロッピーや写真を準備していたのに、何も見せてくださいとは言われませんでした。せっかくだから写真くらい見て?と思いましたが、とにかく無事済んで良かったです。

一度スタッフの方に呼ばれて、提出した書類(彼のタックス・リターンなど)を返していただきました。第一段階でうっかりそのまま提出してしまった婚姻受理証明書のコピーとその英訳の公証されたものも、この時一緒に返していただきました。返却する際、婚姻受理証明書の原本を持ってきてくださいと言われたので持って行ったけど、必要ありませんでした。

領事さんが「2時に戻ってきてください」とおっしゃったので、一度外に出て(昼食!)1時半には戻ったものの、結局2時まで門の外で待たされました。またセキュリティーチェックを受け、入館。名前を呼ばれて、レシートを見せて、ビザを頂いて、おしまい!「帰る前に、添付してある永住権についての説明書きを読んでくださいね」と言われました。

目標の“年始に渡米”が叶ってとっても嬉しいです。達成感を感じます。(^_^)最後の面接は、他の方達の体験談を読むとわかるとおり、当たる領事によってはかなり厳かったり優しかったりするので、また時期によって対応も違ってくると思いますので、心配しすぎず、構えすぎず、運にまかせて、が大事だと思いました。“ぱたのうち”を熟読してのぞめば、全てちゃっちゃと終わらせることができると思います。
私は母子手帳を無くしているので、計8本の注射を打つことになりました。しめて7万ほどかかるのではと予想しています(まだあとひとつ残っているので)。

ぱたさん、本当にお世話になりました。大使館でたまたまお話していた人が、「移民ビザの質問をしによく来るんです」とおっしゃっていたので、このサイトのことを伝えておきました。パソコンもインターネットもしている方なのに、“ぱたのうち”はヒットしたことがないみたいです。私も今年の5月頃からビザについて調べていましたが、ぱたのうちにはずっと出会えてなかったんです。本当に幸運でした。

では今から渡米前後のすることリストを作成しようかなあと思います。“ぱたのうち”を見ながら!(^_^)これからもよろしくお願いいたします。

いも