♪ぱたのうち♪

永住権申請の面接待ちの間は

移民ビザで入国した場合をのぞき、永住権の発行のためにはINSで面接を受けることになっています。最近は、この待ち時間が長くなっているという話をよく聞きます。あなたの住んでいる場所をを管轄するINSの混み具合によっては、2年待ち、3年待ちということもあるかも知れません。

また、移民弁護士さんのウェブサイトで、申請から面接までの、大体の待ち時間が紹介されています。実際の待ち時間よりは少なめな気もしますが、参考になるようでしたら覗いてみて下さい。

面接を待っている間はI-485 Pending(申請中)という特殊ステータスで合法滞在を続けることができます。不法滞在にはなりません。申請すれば労働許可も取れます。

永住権を申請しますと、その時点で前に持っていたビザは、有効期限が残っていても失効します(E、L、Hビザは失効しないそうです)。そのあとは、GC申請中、というステータスになりますので、いったんアメリカを出ると、入国することが出来なくなります。そのため、申請中に出国したい場合は、再入国許可をINSで取ることが必要になります。

面接までに時間がかかりそうな場合は、I-485申請と同時にI-131(Application for Travel Document; 再入国許可)とI-765(Application for Employment Authorization; 就労許可)を同時発行依頼するのがお勧めだそうです。双方とも料金はかかりますが、これによりアメリカ国内で働く事もできれば学業も続けられますし、また再入国許可をもっていれば、ふいの帰国に、あわてることなく国外へ出られるからです。再入国許可は一年間有効ですが、期限が切れる一週間前から再度手続き可能です。

書類の取り寄せには、INSに直接出向いて受け取る、インターネットでのダウンロード(I-131、I-765はダウンロードできます)、インターネットからの送付依頼、電話での送付依頼、などがあります。

電話での送付依頼は、1-800-870-3676(アメリカ国内)です。
これは、留守電方式になっていて必要な書類を送付先をテープに吹き込むようになっているそうです。

また、書式をダウンロードするときには、気を付けることがいくつかあります。

申請料としてI-131に$95、I-765に$100が必要です。
※手数料は、98年10月13日より、それぞれ$65から$95、$70から$100に値上がりしました。

また、この期間にアメリカ出国(再入国許可をとっての)をすると、面接までの順番待ちからはずされてしまうそうです。これは、海外滞在中に面接の順番が来ないようにとの配慮からですが、無事にアメリカに戻ってきたときに、ちゃんと今までの待ち時間を考慮にいれて再びリストに載せてもらえる場合もありますし、まったく初めから待たされることもあるそうです。

これは、管轄のINSによって取り扱いがちがいますので、他の人が大丈夫だったから自分も大丈夫ね、ということはないかもしれません。というわけで、親切な移民局の管轄に住んでいない場合は、なるべくというか、非常事態でもない限り、アメリカから出ない方がよいそうです。これは弁護士さんからのアドバイスです。

この面接を待っている間に、引っ越し(管轄のINSが変ってしまうような、州をまたいだ)をすることになった場合、届け出が必要です。

引っ越しが決まったら、申請をしていたINSにすぐさま届けましょう。INSが引越先のINSへの転送をサービスでしてくれるということになっていますが、この転送「サービス」というか必須であり(自分で引っ越し先のINSに持っていきます、というのはできない)、非常にあてになりません。最悪の場合、書類をなくされてしまう可能性もあります。引っ越しのことを伝えるときに、「なくされた時用に全部の申請書類のコピーを欲しい」とリクエストできるそうです。 これは後日、郵送で送られて来ますし、INSからの日付入りレター付きになるので 「その時点で移民局に書類はきちんとあった」という証拠になります。

また、こうやって管轄のINSが変わると、また初めから待つことになるそうです。納得いきませんが。

前の住所でさんざん待ったのに、あとちょっとで引っ越しが決まってしまった…、というアンラッキーな場合もあると思います。引っ越したことを伝えずに住所はそのままにしといて、面接だけ前の州で受けることができるか?と、チラと考えることもあると思います。もしくは、近くに配偶者の実家なんかがあって、そっちに住所変更しようか、とか。ところがこれはできません。というのも、面接当日は、現住所を証明する書類を持参せねばならず、その現住所がINSの管轄でなかった場合は、永住権発行は却下されてしまうそうです。こうなってしまったら、それに費やした時間がもったいないので、こういうトリッキーなことは試さないほうがお得です。

で、前の住所でさんざん待った場合ですが、まず引っ越しの日程が決ったら、一刻も早く管轄INSに出向いて、事情を説明してみましょう。もしも面接予定が近い場合は引っ越し前に繰り上げてくれる可能性もあります。面接予定がいっぱいだったら無理ですが、これは交渉の価値ありです。

さて、引っ越し前に面接を受けられなかった場合は、新しく居住する住所を管轄するINSに書類を転送してもらい、そちらで面接待ちをすることになりますが、さんざん待ったのに納得できない!の場合は、前の管轄のINSで引っ越しに伴う書類転送をしてもらう時に「ここで待った○ヵ月間(○年間)を考慮してもらえるように転送先にレターを添付して下さい」とリクエストできるそうです。運良く窓口職員がシニアの良い人だとやってくれます(ああ、ここも運次第)。

そして、引っ越しのあとは新しい住所管轄のINSに出向いて、転送が完了しているか確認を絶対にして下さい(書類をなくされたり、ちゃんと処理してなかったりする場合もありますので。INSを信用してはいけません)。そこでもう一度「前のINSで面接を○ヵ月間(○年間)待っていた」事を主張してみてください。ダメもとですから、できるだけのことはしときましょう。