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アメリカに来て一番びっくりしたのが、食生活が貧しいというか、「手早くておなか一杯になればそれでオッケー」的な考えが普通ということでした。まあ、マクドやケンタのような、有名なファーストフードってのも、英語にすればFirst foodじゃなくて、Fast foodなんですよね(知らなかった)。早いご飯、なんですわ。
手早くおなかいっぱいになるには、甘い物が一番早い。だからかしらないけど、アメリカの食べ物はやたらに甘い。アメリカの食べ物にもなじんできたとは言え、甘いのは今でもちょっとダメです。だって甘さが半端じゃないんだもん。
まず、ケーキとかドーナツとか、その手のもの。見るからにあまそーなシュガーとかチョコレートとかどばどばかかっているし、食べる気もないのですが、「今日は誕生日よね!ケーキ買ってきたわよ〜!」なんてあれっくすのお母さまに言われた日にゃ、食べないというわけにはいかない。回りを見ると、あれっくすもあれっくすの弟も、あれっくすのお父さんも、とってもおいしそうに食べていらっしゃる。あ、あれっくすふた切れ目とった。じゃわたしも、ちょっと我慢して一口。ぱく。
まだかんでないのに〜!口に入れただけなのに、奥歯がしくしく痛くなるほど甘い。かかっているチョコや砂糖も甘いけど、このスポンジの部分も死ぬほど甘い〜!
これを飲み込むのは結構勇気がいる。これだけ甘いってことは、この一口に30グラムくらい砂糖が入っているのではないだろうか。これじゃーせっせと砂糖抜きのコーヒーを飲んでいた私の努力は、この一口でキャンセルじゃないの。
ぺっ。
吐き出しました。これできっとぱたは無礼な人間になってしまったことでしょう。でも、どーしても、飲み込むどころか、かむことも出来なかった。ちょっと言い訳しないとまずいよね、この状況。お母さまに向かって。
「日本人は甘い物は食べないの。ごめんなさい」
あああー、嘘言ってるよこのぱた!虫歯があるとか、砂糖アレルギーとか、もうちょっとましな言い訳しなよ〜!あんたのせいで、この辺一帯のアメリカ人の日本人に対する考え方が変ったらどうすんのよ!って心では必死に思っていました。
「あらそうなの、日本人は甘い物は食べないの・・・変ってるのねえ」「ええ・・・日本では砂糖はあまり」「とれないの?」「っていうか・・・(英語力がないのでこれ以上は何も言えない)」
みなさん、ピッツバーグのそばを旅行してケーキなぞを食べているときに、そばのアメリカ人から「お姉ちゃん、日本人なんに甘い物食べるんかい?」って聞かれたら、私のせいです。ごめんなさい。でもアメリカでは甘い物は注文しない方がいいと思います。