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ぱたの翻訳仕事には、ときどきすごく嫌な仕事が来る。でも会社員だから、嫌とは言わずにやるけど、一気にやる気無くすこと請け合いの仕事です。っていっても、何千頁とかの技術論文の翻訳、とかそんなのではない(それはそれで嫌だけど)。その嫌な仕事というのが、機械にデジタル表示される文字の翻訳で、短い文章を200くらい訳して(アラームセット、とかシュウリヒツヨウ、とか)その機械を作ってる会社に渡すという仕事。
そんなん、どこが大変なんよ、と言われそうですが、これが大変なのです。そういう依頼してくる会社は、社内でそれができる日本人がいないために依頼してくるんですよね。ということは、私がしたカタカナの翻訳も、向こうじゃ誰も読めないのです。
で、「ア=A1、イ=A2、ウ=A3、エ=A4・・・」というふうなコードを渡されて、すべての文章をそのコードで表して渡さないといけないのです。それも、アメリカ人が作ったコードだからちゃんとあ行、か行、とかなってなくて、日本人からみると全くランダムなの。わたしにコードを作らせてくれ、と言いたいけど、このコードはもうコンピュータのプログラムとして組んであるから変えられない、これで行ってくれ、と。
コード化してからもう一度見直しするときにいちいちコードを探さないといけないので鬼のように時間がかかって疲れます。この話を友達(日本に住んでいる日本人で、コンピュータの専門家)に話したところ、「私だったらプログラム組んで、一気に楽する道に走るな〜」でも、私にはプログラムを組むなんて高級なこと出来ません・・・
ところがふと思った。そうか、コンピュータに入っている日本語辞書に、あ=A1、い=A2、う=A3・・・とかって単語登録して、それで変換すればいいじゃん!と。まあ、この辺は素人の考えることなので、あほか、と思われる方も多いかもしれませんが、そのときは画期的な案に思えて、一生懸命単語登録したものです。じゃーん。それで、一気に仕事が済んでしまいました。こんな早く出来るのなら、もっと早く気付いてればよかったよ、なんてね。
ところがある日、またもやお仕事が回ってきました。「はいこの短文300、カタカナ翻訳です」。もう楽勝じゃん、この前の単語登録があるもんね、と思って、余裕の表情で回ってきたファイルを見る。「ア=11、オ=21、ケ=31、ス=41・・・」ちょっと待て、なんじゃこのコードは??
依頼主の会社によって全く違うコード表を渡されるなんて、夢にも思っておりませんでした。当たり前といえば当たり前。
今でもこの手の仕事は、時間の無駄と言うか、ばかみたいだなーと思ってやってるので、なかなかやる気がでなくてちっとも終わりません。何か良い解決法はないでしょうか。