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うちのハムスターがピンチでした。先日うちのアパートに害虫駆除の会社が来て、ビルディングまるごと燻蒸するという連絡がありました。ゴキブリ駆除で、一日中にいる人間も食べ物も外に避難しないといけないそうです。うちのアパートは建て前はペット禁止なので、ハムスターを秘密裡にどこに避難させようかと・・・というわけで、会社に持っていったんですけどね。まあ、そんなわけで、ゴキブリってのは相当嫌われています、アメリカでは。
デトロイトは特にゴキブリが多い町だそうで、みんな「ああ、デトロイトね、ゴキブリと付き合ってかないといけないから大変だね」なんて言うし、自己紹介なんかで「ぼくはデトロイト出身です」なんて人がいると、「ああ、ゴキブリ好き?」なんてジョークが出るし、とっても神経質にゴキブリを敵視しています。
あれっくすなんて、アパートでゴキを見ようものなら「ああああああ〜〜〜〜〜〜何か、叩くもの、叩くもの!!あっ、こっちに来る〜〜〜ぎゃ〜〜〜」てなもんです(あんたはか弱い女の子か)。しかーし!ゴキブリのプロ(なんじゃそれ)ぱたに言わせれば、こんなゴキなんて、日本のゴキブリに比べたら甘い!って感じです。
だって、サイズが大人ゴキで1センチくらいなんだよ。日本のゴキブリの赤ちゃんくらいのサイズじゃん。数だって、2週間に一匹見るか見ないかくらいだよ。そんなのにギャーギャー言うとは・・・と思った。私が日本で下宿してたときは、アパートにゴキブリどころか、ムカデとかゲジゲジまでいて、夏にはちょっとしたパーティーモードだったわよ(飼ってたという話も)。
どうも、アメリカ人の感覚だと、家の中に昆虫がいること自体が許せないことらしい。日本は開放的な住環境だから(天気のいい日は窓や戸を開けるとか)、そんなに目くじらたてないけどね。シロアリは困るけど。
日本のゴキブリはこのくらいの大きさだ(と指で大きさを示して)、これくらいのゴキでおろおろしてもらっちゃ困るね、とゴキブリの権威らしく話したら、「そういうゴキブリってアマゾンとかそういう人間がいないところに住んでるんじゃないの?」と言われた。
いきなり日本は未開地にされてしまいました。あれっくすは、日本に住んでみたい住んでみたい、と口癖のように言っていますが、これ以来「夏だけアメリカに帰ろうか?」とちょっと弱気になっています。
◆ この話書いてからあれっくすが面白いこといった。ちょっと追加。
バスルームで歯を磨いていたら、羽のところが取れかけたゴキブリがよろよろと歩いていた。今は寒いし、ゴキブリの歩みものろい。私にしてみれば、こんな時期に表にでるんだからよっぽどの家庭の事情があるのだろう、と見逃してやりたい気分だったが、目ざとく見つけたあれっくすが、洗濯用洗剤の箱でそのゴキを始末。
そのせいでまだ封も切っていないその箱は無残にひしゃげる。あれっくすよ、逆上するのはいいけど、そういうものでゴキをつぶさんでくれたまえ。非難がましいぱたの目に気付いたあれっくす、
「危ないところだったね、今のは毒ゴキブリだったよ」
みなさん、あれっくすに昆虫図鑑を送ってやってください。