ぱたのたまご・妊娠五ヵ月後半

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妊娠五ヵ月後半(18〜19週) /
/痔にドキドキの巻/胎動未だ分からずの巻/
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9/03/2001(18週目)

いきなり間あいてますが、アメリカでは「レイバーデイ(労働の日?つまり勤労感謝の日か?)」で本日の月曜日が休み、つまり3連休だったのでした。金曜からしっかり休みをとって4連休にしている人も多く、気候も涼しくていい感じであり、あちこちにレジャーに出掛けた方も多かったのではないでしょうか。

と、なんだか日本の報道番組のような出だしで始まりましたが、この連休、私はあれっくすの実家に遊びに行って来ました。

元々は、あれっくす両親がミシガンに遊びに来る、という話になっていたのですが、ペンシルバニアにはあれっくすの愛犬がいるのです。あれっくすは、生まれたころから犬が家にいて(アメリカの話ですので、大型犬であっても文字通り室内でも屋外でも自由に出入りして、人間と一緒に生活しているわけです)、ほとんど「犬に育てられた少年」なんじゃないか?と思ってしまうほど犬とともに育ってきたそうなんですが、その何代目かのワンコが、いまはペンシルバニアの両親の家にお預けの身になっているのでした。というのも、私たちの住む今のアパートはペット禁止、前住んでたデトロイトのアパートも半分寮みたいなもんだったのでもちろんペット禁止、なんてわけで、どうしてもあれっくすはワンコを連れていけず。進学でミシガンに引っ越すことになったとき、泣く泣く両親の家に置いてくることになったというわけ。

あれから5年ですが、あれっくすとその愛犬は、いわゆる「恋距離恋愛の恋人」のごとく、あれっくすが実家に帰るときに短い逢瀬を楽しむという状態になっております。私も留学生時代はあれっくす家にホームステイしたこともあり、そのワンコとは仲良しなのです。とくに、私にお尻の回りを掻いてもらうのが大好きらしく、そういう場所はあれっくす家の誰も掻いてくれないせいか、唯一心行くまでいついつまでも掻いている私を(当時は英語力の不足から、家の中にいる人と話すのにも苦労していた時代で、英語を話さなくてもいいってことで、ワンコと一緒にいるほうが気楽だったりもしたのです。このワンコが、実はあれっくす以外の人物では一番コミュニケーションが取れていたのかもしれないっす)、妹のように思ってくれているのか、妙にこのワンコには早いうちから親切にしてもらったりしました。出会ったときは彼女は4歳で、人間でいうと28歳くらい、まさしく私と同じ年代で女同士裏庭で駆け回ったり、二人で雪に埋もれながら遊んだり、仲良くやって来たってもんですが、現在彼女は9歳、人間でいうと60〜65歳くらいでしょうか。季節の変わり目には関節が腫れたりして、大好きな雪が降っても長時間は外に出ていられないらしく、もう一緒に駆け回ったりするようなこともなくなり、なんとなく寂しいかぎりなのですが。

あ、ワンコの話を長々書いてますけど、まあそういうワンコがペンシルバニアのお家にいるわけで、家を空けるときはワンコをどこかに預けるか、一緒に旅してこないといけないわけです。今までは、あれっくす弟が両親と同居していたために、両親がミシガンに来るときはあれっくす弟に世話を任せて遊びに来ていたのですが、現在あれっくす弟は引っ越しをしてコロラドに住んでおり、ワンコの世話係というのが問題になりました。

また、長期で来るなら、ワンコとともに旅してきてもいいんですが、たかだか2泊くらいの旅行なのに、片道7時間もワンコを車に乗せるのも可哀相(とくにお年寄だし)ってことで、両親がミシガンに来る代わりに、私たちがペンシルバニアに行くことに相成りました。犬のためのプラン変更ってのもすごいですが、アメリカならではってことで。まあ、私もお腹が大きくなったらとてもじゃないけど7時間の車での移動はしたくないだろうし、今のうちじゃないとペンシルバニアには遊びに行けないなーと思っていたので、ちょうどいいやっていう話に。というわけで、金曜の夜に出発し、月曜の夕方に帰ってくるプランを練って、私たちはレイバーデイは一路ペンシルバニアに。

この旅行は、彼らにとっての初孫をお腹に入れているためか、私はひっじょうに歓待&優遇され(いつもそうなんですが)、至れり尽くせりのお姫さま待遇でした。「お腹ちょっとでてきてる?」「でも全然妊娠してるって分からないよ〜!体重そんなに増えてないだろ」「あんまり増やすと後のダイエットが大変よ」「音楽とか聴かせてるのか?」ってな訳で、まー生まれる前からベイビーは大人気。そのためか「疲れたらいつでも言いなさい」「ちょっと休むか?お昼寝したほうがいいか?」などかなり気を使ってもらった揚げ句、アイスティ一つ自分で取ってくることもなくなんでもやってもらっちゃいました。そんなことくらい自分でできますよ……といっても「いいからいいから!大事な体なんだから座ってなさい!」ってなもんです。おかげで何もしませんでした。はい。そして、クリブ(赤ちゃん用のベッド)をプレゼントでもらっちゃいました。ありがたや。

さて詳しく報告しますと、金曜日は休みをとっている同僚も多く、オフィスはなんだか静かで、私もなんかホリデームードに浮かれており、金曜日はあんまり真面目に働いていませんでした。で、仕事も5時になったらさっさと切り上げて、ペンシルバニアに到着したのは夜の11時。途中のバーガーキングで夕食を取り、その後お腹またちょっとすいたのでクロワッサンとかデニッシュをサービスエリアで買い込んで食べながらの運転だったのでそんなにおなかは空いていなかったのですが、あれっくすママはラザニアやら焼き立てのパンやら畑でとった野菜やら、食事を大量に準備して待っていてくれました。

二人とも、そんなにおなかは空いていなかったのだけど、やっぱり目の前にほかほかの料理が並んでいるとつい食べたくなり、二人とものどまでいっぱいになるくらいまで食べてしまいました。夜中の12時近くだというのに……

私はその後順当に「食べたら眠く」なり、旅の疲れもあり即寝てしまったのですが、あれっくすはその後4時くらいまで両親と語らっていたようです。

そして次の日(もう昼だった……)起きたら、ベーコンにスクランブルエッグ(チーズ入り)にバタートーストにと、高カロリーなブランチが並んでおります。昨日寝る前にアレだけ食べたくせにその朝食をぺろりと平らげる私。

その日の夕食は、思いっきり分厚いステーキ。付け合わせは当然ポテトにコーン(バター付き)です。これもぺろりと平らげてしまいました。はい。

次の日のブランチは(また起きたら11時近かった……)、ソーセージ(日本で言うところの、ハンバーグのようなもの)に、目玉焼き、イングリッシュマフィンとメイプルシロップと同じくカロリーの高そうなラインナップ。通常のペンシルバニア訪問時なら、「ちょっとおなかが空いてないので、今日はコーヒーだけでいいです……」といいだす時期でもあるのですが、妊婦パワーか、これまた美味しくぺろりと平らげてしまう私。見ているあれっくすの方がげんなりしている模様です。

その日の夕食はお出掛けして近所のタバーンで食べたのですが、これもこってりしたグラタンのようなものを注文して食べました。しかし、これは出てくるものがグラタン形状とは注文したときは分かってなかったのですな。出てきてから、うわ、こういうのか〜。こってりしてる〜うげ〜と思ったののですが、結局食べちまいました。

そして、最終日の朝食も、ベーコンにチーズ入りスクランブルエッグにバタートースト、クラムチャウダーというカロリーの高さ。でも食べました。

帰ってから何がこわいって体重計に載るのがこわいです。絶対3キロくらい太った気がする。腹もかなり出ちゃいました(これはベイビーの成長のせいだけではないだろうとよく理解しております)。そして、アメリカ人に心臓をやられる人が多いというのも納得しました。いつもはステ両親が食べてるのを、私はコーヒーを飲みながら感心して眺めているだけだったのですが、実際3日現物を食べ続けて痛感しました。あのメニューで毎日生活してたら、そりゃ50代でも心臓に来るでしょうな……

食べ物の話はこのくらいで。

今回の旅行では、「あれっくすと初めて会った場所」「あれっくすとデートした場所」などを回ってきました。つまり、最初に留学していた大学に行ってみたのです。まだ学校が始まる前なのか、キャンパスは人すくなで、思い出の場所は全然変わっていなかったのにかなり感動しました。ここで勉強してたころは、こんな日が来るなんて思ってなかったよなーなんておセンチになってみたり。私が住んでいた寮の前では、懐かしさのあまり写真まで撮っちゃいました。

しかし、私が「Be my boyfriend!」と叫んだレストラン(ワタクシの本を参照していただけると分かるかと←また宣伝)は、どこにも見当たらなかったです……二人の記憶を元に、大学の側のダウンタウンにあるレストランに片っ端から入ってみたのですが(どちらにしても、なーんにもない田舎町なので、レストランの数は昔も今も合計で4つしかないので大した手間ではない)、どれ一つ「ここだ!」というレストランではなく。レストランの名前を二人とも覚えていないので、その辺のお店で聞いてみるというわけにも行かず、「潰れちゃったのかな〜。それとも、模様替えしたのかねえ」とか言いつつ諦めました。残念。

最後に、あれっくすの愛犬ワンコは元気にしておりました。どうも、私の腹に何かが入っているのに気が付いたのか、妙に私の下半身の匂いを嗅ぎたがってつきまとわれたのには驚きです。でも、年をとって好き嫌いをはっきりさせるようになったのか、私よりもあれっくすを愛していることを全身で表現しておりました。私がなでてやってもしっぽは2回ほど御義理で振るだけ。しかし、あれっくすの時は、お尻ごと取れるんじゃないか?と思うほどしっぽを振った揚げ句、あれっくすがどこかに座ると、必ずそのそばにやってきてそこに寝そべります。あれっくすがバスルームでシャワー浴びてると、あれっくすの部屋でじっとお座りして彼の帰りを待ってるし(私もその部屋にいるのだが、完全にカチ無視)。なんかちょっとジェラス。



9/07/2001(19週目)

■胎動未だ分からずの巻

ついに、ワンサイズ大きいジーンズもきつくなってきました。普通に立ってればぴったり、くらいで、別にきちきち・きゅ〜!って訳じゃないんですが、ちょっとお腹圧迫してるんじゃないかという気もするし、なんにしろ座って仕事しているので姿勢に気を付けないと、下腹をジーンズのウエストが直撃状態になってしまいます。それを避けるために、背もたれにどーんともたれて社長座りをして仕事したりしてるんですが、そんな自分がイヤ(笑)。なわけで、今日の帰りあたり、真面目に服を買ってこようと思っています。今、まともに着れるのは、変なニットのロングドレスみたいなののみ、となっておりますわ、今……

実は、珍しく9月はいろんな行事がめじろ押しでして、遊びに出掛ける約束を色々したりしてるんですが、その時に着ていく服がないのはちょっとブルー。別におめかししないと死んじゃうわけじゃないし、会うお友達も「完全に初対面なので第一印象が肝心」という人は少ないわけですけど(いや、でも再来週のオフ会は、初対面の人も多かろう……)、やっぱりお出掛けなのにジーンズとよれよれTシャツのみってのも悲しいですし。ぱた=太り気味の小汚いオンナ(しかも髪の毛伸ばしっぱなしでボサボサ)なんていう印象を初対面の人に植え付けてしまっては。とか思う色気のまだある私です。

胎動はまだよく分かりません。14週くらいからこれって胎動か?とか言ってるくせに、19週に入ってもまだ???って感じ。例の「プルプルプル〜」というのは最近ないんですが、時々、内臓を内側からつねられるような感触があります。うまく表現できないんですが、和菓子の中に上の方がひだになったような細工のやつ、あれのてっぺんの方みたいにというか、あああ、和菓子の例を出してもよく分かんない人が多いか。ええと、肉まんとあんまんを作るときに、あんまんの方の上の方をちょっと絞って、肉まんと区別するじゃないですか(あれ、違ったっけ?あんまんの方に食紅で赤いテンテンをつけるんだっけ??)。ああいう、上の方をちょこっと引っ張ってキュ。ってやつ。あのキュ、とつねるような感触を、内側からやられているような感じです。これが胎動だろうか?

よく分からないのですが、まあよしとしよう。そのうち分かるでしょう。

体重は、恐怖のあれっくす家ご接待を受けた後なので、体重計にいまだ乗ってないんですが(笑)、せっせと和風ものを食べて週末の分をキャンセルしようと頑張っております。今日のランチはヒジキの煮物とご飯でした。野菜がたりないな〜。

しかし、先週週末のせいでまたちょっとでかくなった腹は、一生懸命健康的にローカロリーのものを食べても引っ込んでいくことはなく(当たり前か)、今でもまるーく下腹を占領しています。まっすぐ立って下を見下ろすと、出たお腹が邪魔になって下腹に生えているオケケが見えないというくらいに大きくなりました(露骨な表現過ぎるか?)ちょっと前かがみになると見えるんですが。イヤー確実に出てるなーと思いつつ、一つのことに気が付きました。

朝は、割とちいさいんです、お腹。シャワー浴びるときちょっと前かがみになると毛が見える(またこんなこと言ってる!)くらいなんですよね。でも、夜寝る前に、お風呂でも入ろうかな〜と(私はドラえもんの静香ちゃんではないけど、お風呂が好きなのだ)思って裸になって上から見ると、下腹が朝よりも出てるんですわ。朝よりももっと前から見ないと毛が見えない。おーこれは一日で大きくなったんだろうか?とか思ってしまうのですが、次の朝起きるとまた小さくなってるような。

重力?

とまあ、まだそんなに大きくなってないから、こうやって呑気に腹のサイズの話を延々かいたりしてるんでしょうな、私。これからどんどんでかくなったら、この程度の時期にこんなに詳細に書いていたことが馬鹿馬鹿しくなるような状態になるのだと推測しております。


9/10/2001

■痔にドキドキの巻

週末はお友達のお家に呼ばれてしゃぶしゃぶをしたり、お友達とランチに出掛けたりしてタラフク食べているぱたの今日この頃。真剣に入る服はなくなってきておりまして、おかしなオーバーオールを着たり、ニットのワンピのようなのを着たりしてしのいでおります。

さて、この週末食べ過ぎたせいなのか、腹がまたいちだんと出てきた模様。こんなにどんどんでかくなるものなのかぁ?とちょっとドキドキしています。あまり急激に大きくなりすぎると妊娠線が心配なのですが、今のところはまだ大丈夫のようです。それよりも、セクシーダイナマイトばりにでかくなった右側の乳の方に妊娠線のようなものが出来かけており、そっちの方が心配です。

そういえば、妊娠線で思いだしましたが、知らない人に豆知識。妊娠線というのはいわゆる皮膚の下にある皮下脂肪や真皮などの組織が、急激に太ったり筋肉を鍛えたりして体の表面積が増えたときに、脂肪が急に広がれなくて皮膚の下で皮下組織が割れてしまう、その割れた部分が線になって見えるというものなのですね。運動選手などにもこういうのができちゃう人が多いようです(運動選手の場合は、当然妊娠線とは呼ばずに、確か肉割れと呼んでいると思います)。妊婦も急激にお腹が大きくなるので、腹に妊娠線がいっぱい出ることが多いようです。

脂肪が割れた後は、線は体内の色が透けて見えるのか赤っぽい線で、その後痩せたり出産したりして体の表面積が小さくなっても、その線は薄くなることはなく消えることなくしろーく残るそうです。英語では「ストレッチマーク」と言われております。

そう。1度できちゃうと消えないんですよ。うぉー。ってことで、作らないように予防するのが大切じゃん!という結論に行くわけで、日本では妊娠したらこのクリームを塗ったら予防できる!とばかりに、妊娠線予防クリームは山のように売られております。もちろんアメリカでも売られておりまして、「これさえ塗れば妊娠線は出来ません!」なんていう広告とともに、妊婦の不安心を煽って売り上げを伸ばしていたり、「実はオリーブオイルを下腹に塗るといい」などという、ナチュラル派の秘密技なんかが囁かれたり、とにかく気になる部分なのですが。

この妊娠線についてですが、お医者さんに聞いてみると、外からなんかを塗ったからといって予防できるものでもない、らしいのです。皮下組織が割れて線ができるわけですから、体表の皮の部分にいくらモイスチャーを与えるようなものを塗っても、やっぱり皮下組織が割れれば線は出来るそうです。逆に言えば、何にもしてなくて、皮膚が多少カサカサでも、皮下組織が割れないですめば、線はできない訳で。

こういう話を聞いても、やっぱり気休めでもクリーム塗れば多少ましなのかも?と思ったりもしてたんですが、どうも出産経験のある友達に聞いてみても、クリームで妊娠線予防できるかどうかが疑問になってくることが多かったのですわ。クリームなんか全然ぬらなかったーでも妊娠線はまったく出来なかった子、5ヵ月のあんまりお腹が出てない時期からせっせとクリーム塗ってたのに、ばっちり妊娠線出来ちゃった……ってな子、そういう話が少なくないんで、どうも医者のいう通り、予防クリームよりも体質と、お腹の大きくなる速度によるのじゃないか?と思うことが多くなり。

考えてみれば、妊婦じゃなくて、運動選手で肉割れの後が出来ていた友達が、「何やって予防しても、出来るときは出来るよ。だからもうしょうがないと思ってる。運動選手ってこんなもんだ」と私に語ってくれていたことを思いだしました。

そうすると、やっぱりそういうもんなんじゃないか?と思うようになり、元来ずぼらで毎日クリームを塗るような根気の良さも持ち合わせていないぱたは、もう6ヵ月に入るというのに妊娠線予防は何もしておりません。私の裸なぞそうそう他人に見せるものでもナシ、いわゆる妊婦の勲章だと思えば、出来たら出来たでいいやーと思っておるのですが。

しかし。

いくら妊婦の勲章でも、もう一つの方はかなり神経質に怯えているぱたです。もう一つって何って?それは

です。

日本の妊娠雑誌の記事によると、全妊婦のなんと80%が、妊娠が原因で痔になるそうなんですよ。これ、こういう雑誌を読んで知識がないと、妊婦=痔というのがとっさに結びつかずに、何故だ?と思うと思いますが(私も実際若かりし頃は、妊婦さんが痔になったという話を書いたりしているのを読んで、「イヤーねー妊娠すると、もう恥じらいもなくなって、下半身の話なんかどんどん人前でするのが平気になるから、痔の話が多いのかしら」と思っていた……)妊娠が原因で痔になることは実はものすごく多いそうなんです。アメリカの妊娠本なんかを読んでも「妊婦はヘモロイドになることが多し」とちゃんと注意書きがありますし、検診の際にドクターにもまだ痔になってないか聞かれます。原因はまあ、妊娠による便秘→痔、ということなんだと思いますが、妊娠してから私の怯えの今のところの第一位が、この「痔になること」……なんです。

もちろん、痔にならない20%のラッキーな妊婦さんに入れば、痔の怯えもなく快適に妊婦生活を終えるんだと思いますが、半々とかじゃなくて、80%という数字が私を圧倒します。5人いたら、4人は痔になるんですよ?その中の選ばれた一人には、どうやったらなれるのでしょうか?

とにかく痔にならないためには、便秘をしないことだ。というのが肝要かと思いまして、朝あまり好きでもないのに冷たいミルクを一杯飲んでいるのも、胎児のためのカルシウム補給のためではなく、私の痔の予防のためだったのであります。あれっくすは私がミルクを飲むのはお腹のベイビーのためだと思っているので、「ぱたはミルクが大嫌いなのに、ベイビーのために毎日その嫌いなミルクを飲んでいるとは、なんていいママなんだ。僕はいくらベイビーのためと言われても、嫌いなトマトは絶対に食べる気にはならないと思うのに。僕は君を誇りに思うよ、ハニ〜」などと私に言ってくるのですが、敢えて訂正はしないで胎児のために飲んでいることにしてたりもします。ちょっと罪悪感が無きにしもあらず……エゴイスティックなママでゴメンよ、ベイビー。

こんなに頑張って便秘を防いでいるぱたですが、元々は便秘体質ではまったくありません。逆に、快便女王と言いますか、通常は出ない日の方が珍しく、毎日朝晩2回は、無理をしなくても健康うんちがしゅるんとしっかり出るタイプなのです。とはいえ、便秘経験が全くないというわけでもなく、高校生の修学旅行の時は、回りに友達がいる状況でトイレで大をすることが出来ずに1週間の間ふん詰まりになって、最後はのど元まで食べ物が詰まってる気がして、何も食べられなくなってげっそりしたこともあったし、アメリカに来た当初食べ物が口に合わず、食べても食べても吐いていたときは、腸まで来る食物が少なすぎるためか便意が全く来なくて、少量のたまった便が大腸でカラカラに水分を吸い取られてウサギの糞のようなぽろぽろ状態で何日も便が溜められてしまい、お通じが悪くなった便秘状態を何度も経験したことはあります。

なので、便秘の辛さはなんとなく分かっているくせに、でもいつも健康便通なのであまり便秘について深刻に考えておらず、どうすればお通じが良くなるかなどの知識も、日頃の努力もはあまりない。という「便秘は特別なときだけに起こると思って甘く見ている」とゆう一番ヤバイカテゴリーに入っているぱたなのです。

で、妊娠をしてから、サプリメントとして、鉄剤を飲まされたりしておるわけです。鉄がたりないと貧血になるわけで、鉄を取ることは妊娠中は重要なのですが、鉄剤には副作用と言いますか、「便秘になりやすい」という働きもあったりします。そのせいだと思うのですが、健康便通ぱたなのに、妊娠してからちょっと便秘気味が続いています。とはいえ、普通の人から言えばそれでじゅーぶん。と思われる一日1回便通なのですが、「ちょっと気張らないと便がでない」という状態は、私にとっては立派な「便秘気味」です。トイレで「うぅ〜〜〜〜〜〜んんん!!」と目一杯気張るなんて、いつ以来してないんだろう??と思い起こすとほんとこれが実に5年以上気張ってないのであります。

しかも、その5年前に気張った経験(アメリカに来たばかりの頃)では、アメリカで便秘薬をどのように購入したらいいのかもよく分からなかったために、トイレで目一杯頑張り、あまりにも頑張ったばかりに切れ痔になってしまい、排便のたびにかなり痛い思いをしたという怖いオマケもありました。あの「紙に真っ赤な鮮血がついている……」という恐怖と、そして「言葉もろくに通じないアメリカの病院、しかもこないだインフルエンザになって高熱で病院に倒れこんだときでさえ、正しい薬がもらえたかどうか分からなかったくらいだったのに、切れ痔の治療なんざ絶対出来ない」という焦りは、体験したものでないと分からないと思います。その時のトラウマもあり、痔が怖いのでもあります。運良くその切れ痔は数日で治り、後は何事もなかったのですが。

まあ、話によると、妊婦では切れ痔よりもイボ痔の人の方が多いようですが。でもイボ痔も怖いというか、「出ちゃった痔を肛門に指で押し込んで戻す」というような、具体的且つ痛そうな記述を読むたびに、ブルルルル。と震えてしまうのでありました。

で、ここまでなんだかんだと痔の話を引っ張ってきたのですが、なぜこんなに長々説明しているのかと言いますと、今日会社でやっちゃったからです、「気張る」のを。妊娠6ヵ月を目前にして。5年ぶりに。

週末お腹いっぱい食べたのは前述の通りなんですが、よく考えると2日出てないことに思い当たりました。会社で仕事をしているときに便通のことを考えていて気が付いたのですが(っていうか、仕事中にうんちのことなんて考えるなよな〜)、これはもしかしてちょっとヤバイかも?と思い、そそくさとトイレに急行。お腹がこの数日、どんどん大きく堅くなっているというのも、胎児の成長だけではなくて、便の分もあるのかも知れません。うんちのために胎児のスペースまで狭くなってるのは可哀相にと思いつつ。

で、便意はかすかにあるんですが、うーんと下腹に力を入れてもおしっこの方が「ちょろちょろちょろ〜」と出るのみで、ちっとも便が出る気がしません。なんか、あんまり気張ると、子宮の中にいる胎児が出ちゃうのでは?という気がして、会社のトイレで早産するのはイヤだわ。と怖くなります。更に、最近便秘をしてないために、「気張る」という行為自体がかなり久しぶりで、どの辺に力を入れたらいいのかサッパリ見当がつきません。で、くぅぅ〜!ふぅぅ〜〜〜!と気持ちは頑張っているのですが、便の方はちょこっと出そうになるくらいでちっともデビューの兆しナシ。

私がトイレで頑張っている間、何人の人がトイレに来て、用を済まして出ていったんでしょうか……あんまりオフィスを長くあけてると、「ぱたはどこに行った」とボスに思われているかもと思うと気が気ではありません。しかも、これだけトイレで頑張った後、何も出さないで仕事に戻るのは嫌な気分なものです。便秘のせいか、今日は食欲もなくてお昼が過ぎてもちっとも食べる気にならなかったわけだし、便通のことばかり考えて集中力もなかったし、きっとここで諦めたら、今日一日仕事にならないまんま5時になってしまうに違いありません。もうこうなれば会社のトイレで生まれちゃってもいいことにしよう、と思いっきり「ふぬぅ〜〜〜〜〜!!!!」と気張ってみました。

祝・排出。

胎児が出てくることもなく、紙に鮮血がつくこともなく、無事にお腹の中から2日分出て参りました。

ちょっとトイレからの帰りは、歩き方が変なぱたでしたが、今回は大事にならずに無事便通をみました。よかったよかった。これから気を付けて繊維質をもっと取り、朝の牛乳の量を増やすことに致します。妊婦の皆さまも、便秘にはお気を付けられますよう。頑張って20%に入りましょう。


9/11/2001

今日も張り切ってお馬鹿なことを書こうと思っていたのですが(昨日会社から帰ったあと、哺乳瓶セットと手動の乳搾り器を買ったとか、そういうネタもあったので)ちょっとそういう気分ではなくなってしまいました。

もちろん皆さんご存じだと思いますが、NYCとDCの大規模テロです。
NYCの方は、民間機(もちろん旅客を乗せている)がハイジャックされてマンハッタン南のワールド・トレード・センターに衝突炎上。2機が18分間隔で両方のビルに衝突し、どちらのビルもその後崩壊しました。DCの方は、ペンタゴンに同じくハイジャックされた飛行機が墜落。

もう1機、ハイジャックされた飛行機があったのですが、こちらは目標に付く途中で墜落(もしくは撃墜という噂もありますが定かではない)した模様で、ペンシルバニアの西、サマセットカウンティに墜落しました。

とにかく大規模テロ行為であり、アメリカは緊急警戒体制、大変なことになりました。そして、それは今でも続いています。
今回の事件により、命を落とされた方のご冥福をお祈りします。

そして、これ以上ひどいことが起こりませんように。戦争にはなりませんように。切に願っています。

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