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/ 妊娠二ヵ月 (発覚〜7週)/
/たまご発覚の巻/
/ 妊娠三ヵ月前半(8〜9週)/ 妊娠三ヵ月後半(10〜11週) /
/ 妊娠四ヵ月 (12〜15週)/
/ 妊娠五ヵ月前半(16〜17週) / 妊娠五ヵ月後半(18〜19週) /
/ 妊娠六ヵ月 前半(20〜21週)/ 妊娠六ヵ月後半(22〜23週) /
/ 妊娠七ヵ月前半(24〜25週) / 妊娠七ヵ月後半(26〜27週) /
/ 妊娠八ヵ月前半(28〜29週) / 妊娠八ヵ月後半(30〜31週) /
/ 妊娠九ヵ月前半(32〜33週) / 妊娠九ヵ月後半(34〜35週) /
/ 妊娠十ヵ月前半(36〜37週) / 妊娠十ヵ月後半(38〜40週+) // 出産レポート前半 / 出産レポート後半 / 出産レポートその後 /
/ おまけ「無痛分娩について」 /
■たまご発覚の巻
妊娠チェッカーしたら陽性だった……。
もともと、赤ちゃん今欲しい!早くできないかな〜!なんていう計画妊娠では全然なく、はっきり言ってその妊娠チェッカーの示す2本線を見たときは、「え?」としか言葉も出ず。はっきり言ってものすごく驚いた。
そもそもなんで妊娠チェッカーなんて試そうと思ったかというと、「そういえば先月って生理あったっけ?」という素朴な疑問からであった。
3月の頭から末まで、3週間もびっちり日本に里帰りしていた私は、アメリカに戻ってきてから早速オフィスに出社したところ、山積みになった仕事を見て「やはりそうだよね」と痛感したのでありました。一会社員が連休でもなんでもない時期に3週間も個人的な休みを取ったとなりゃーそりゃ当たり前であったであろう。むしろ、仕事が溜まってなかったら怖いかも……いてもいなくても一緒っていう立場というのが明白に……ま、とにかく仕事が鬼のように溜まっているうえに、毎年行ってる出張の時期も2週間以上早まっているようで、5/20から行くことになったから。なんてボスに言われる。えええ?ってなもんである。その準備なんかも色々必要なんだけど、この時期の2週間はでかい。溜まってた仕事+出張に向けての準備に追われて、私の4月は涙を流しながらの毎日だったのだ。
そして5月、引き続き泣きながら仕事をし、出張を終え、出張のあとの仕事をまたバタバタと忙しくやっている……という状況だった6月の今日。フト気が付くと、5月に生理がなかった気がする。しかし、3月も4月も忙しかったためか、メモ帳にもカレンダーにもいつ生理だったのかを記録しておらず、最後のおぼろげな自分の記憶によると「3月末にアメリカに帰ってきてから生理が来たのは確か」だけ、という有り様。
でも、4月に生理はあった気がするんだよな〜、だってその時「あちゃあ、出張の最後の方にかかるかもなあ、ちくしょ〜」と思った記憶があるのだから。ということは、30日周期の私なのでだいたい4/25前後だったに違いない。などとぼんやり考えたが、どう考えてもその後の生理の記憶がない。出張の時もなんでもなかったし、その後も……5月の生理は来てないような気がする。しかし、まだ6月も始めだから、遅れてるだけかも?という気もする。しかし、遅れているならもう2週間は遅れていることに。うーん。
ってわけで、まさかとは思うが、もしかしてってこともあるからなーなどと思って、妊娠チェッカーを買って試してみようと思う私。しかし、なんだかあれっくすに「あのさー、生理来てないみたいだからちょっとチェックしてみるわ」というのが嫌である。何で嫌かっていうとなんでか分かんないけど、そう言って違ってたらなんか悔しいし、あまり事をおおげさにしたくない。と強く思ってしまったわけで。
それに、普通妊娠ってのは、「うっ」とかいって急に吐き気に襲われ、手で口を押さえてバタバタと洗面所に駆け込み、吐いた後水をじゃーじゃー流してたら、背後に立った夫(でも彼氏でもいいけど)が「ま、まさかお前……」というふうに発覚するってものだと思っていたので、そういう気配もみじんもなく、いつもと同じようにおいしくご飯を食べて元気にしている私の生活を振り返っても、妊娠という気が全くしない。
で、昨日仕事終わってから、オフィスまで迎えに来てくれた(ウチは夫婦で車が一台しかないので、引っ越して以来オフィスがうちの近くにある私を、あれっくすが車で送り迎えする方式を採用しているのだ。ちなみに引っ越す前は逆で、アパートの側の大学に行っているあれっくすを、私が車で送り迎えしたうえ自分は車で出社していた)あれっくすと一緒にモールに寄ったのだが、モールからうちに帰る途中、「そういえば電話の子機のバッテリーが最近弱くなってたから、アレのバッテリーを新しく入れ替えよう」というような話をあれっくすに振ってみた。そりゃそうだよな、ということになり、バッテリーなどを売っている大型スーパーに向かうことに。
しかし、もちろんそのスーパーに行く目的は、バッテリーなどではなく(いや、バッテリーも買わないといけないと思ってたんだけど……電話中にいきなり充電が切れて話が途切れるということが過去に何度もあったし)、妊娠チェッカーにあったのだ。しかし、カモフラージュのために(?)私はバッテリー以外にも、「ちょうどコーヒーフィルターもないし買っとこう!」「お風呂のバスソルトが無くなってたからそれもいるよね〜」などと言いまくって、スーパー店内を歩き回る。じわじわ〜。と薬関係のコーナーに近付いていく私である。妙に「あれっくすは風邪薬とかなんか要らないんだっけ?」などと言いつつ。
そして、薬コーナーまで近付いた私が「うーん、ついでやし妊娠チェッカー買っておくか」と小声でつぶやいてぽいってカゴに入れてみた。あれっくすはほとんど気が付いていなかった模様(本人談では、なんかぱたがまた薬品関係を買ってるな。と思ったらしいのだが、私はどうもそういう使いもしない薬品をもしものために揃えておくのが好き、という性質があるようで、風邪薬やら鎮痛剤やら便秘薬やら抗生物質やらバンソコウから包帯から湿布まで、「もしものため」のグッズはバスルームの鏡の裏にずらっと揃えてられているのであった。またそういうものの一環だとばかり思っていたという)。レジに通すときも、セルフのレジを選び、自分でバーコードをピッとやって自分で袋に入れたので、あれっくすはほとんど注意を払っていなかったらしい。
そして、うち帰って「いつ検査しよう〜」とドキドキするぱた。しかし、まだ尿意がない。尿が出ないことには検査もできないので、秘かにお茶をいっぱい飲んで早くトイレに行きたくなるように祈る。しかし、なかなか尿意が来ない。けちって箱に一つしか入っていないチェッカーを買ったため、一回失敗したらそれまでである。と言うことは、やっぱりたっぷりおしっこが出ないとまずかろう。と言うわけでお茶をまたがぶがぶ。
そうしているうちに、飼っているハムスターのケージ掃除をしようかね、という話になり、あれっくすと一緒に掃除をすることになった。そして、ケージの中を掃除して敷きわらを捨てたりしてるときに尿意が!ほっほっほ、と思いながら、しなーっとトイレに行き、チェッカーの箱をバリバリ開けてチェック。しかし、このチェッカーの説明書には、イラスト入りで「尿の掛け方」が図解してあったのだが、妙にリアルで怖かった。
そしておしっこを引っ掛けてから(うわ)説明書をもう一度読むと「3分待つ」と書いてある。そうかいな、ということで、ハムスターケージ掃除に戻った。しかし、気もそぞろで掃除に身が入らない。
そして、そろそろ3分経ったかな、と言うところでバスルームに戻って見てきた。そしたら「わぁぁ!!」というわけで。なんか、喜びとか、戸惑いとか、そういう複雑な感情は全く出てこず、ひたすら「驚いた」であった。
しかし大声を出すのは抑えて、ハムスターの部屋に戻って掃除の続きを何気なくしながら、あれっくすに話し掛けてみる。「ねえねえ、君おとうさんやでえ」あれっくすはもちろん2秒ほど止まったあと「はぁ?冗談はやめろよ」という反応。そりゃ当たり前か。なので「じゃあ、トイレ行って見てきなよ」といってみる。するとあれっくすは目を丸くしながら「え?マジで言ってるの?本当の話?」といいつつバタバタトイレに見に行った、そして第一声。「このチェッカーってどうやって見るん?どうなってたら陽性なん?」そっかー、インストラクションがいるか。と思って、騒いでるあれっくすのところに説明書を持っていく。そしたら「おーまいが〜〜!」続いて「マジかぁ〜!いやっほ〜〜!やったあ、やったぁ〜〜!」の叫び声。
そのあとは私もあれっくすも動転しまくって(検査したところまでは冷静だった私も、あれっくすのおおはしゃぎにつられてなぜか一緒に動転している始末)あれっくすは「ねえ、両親に言ってもいい?言いたい言いたい!電話していい?」状態。もう夜中の11時半だというのに、あれっくす両親に電話しちゃったよ。昔は「妊娠が仮にテストで分かったとしても、病院行ってはっきりするまでは他の人には伏せとくもんだよね」って思ってたもんけど、なぜかその場になったら「いや誰かに言いたい!誰でもいい!」状態になって、思いっきりしゃべりまくっておりました。
で、もちろんあれっくす両親の方も大騒ぎになっちゃって、「あんまり長い間子供ができないから、てっきりできないんだと思っていた」とか、「もしかしたらあいつら子供の作り方知らないのでは?とまで実は思っていた」という発言まで飛び出し(かなり向こうも動転モード)、ママなんてしゃべりながら泣きだしちゃうし、ものすごい騒ぎに、私はフト、これで間違いでしたとか、なんか問題ありますとかやったらどうしようとか思った(だからみんなすぐは言わんのやな)。
電話を切ったあとは、やっぱり病院に予約入れて検査してもらってはっきりさせてからだな、と思い、夜も遅いのにイエローページで産婦人科がどこにあるかを確認。幸いうちの会社のすぐそばにあることが分かり、明日の朝一番で予約を入れようという話に。それなら、結果が出てからうちの親とか友達に言えばいいかな、と思って取りあえずその場は寝る(努力をする)。
しかし妙に神経が興奮して寝付けない二人であった。
妊婦さんになったことを意識したぱた最初の朝。っていうかー、もうとっくの前から妊婦さんだったのに気が付いてないだけだ!と言うわけですが、寝不足をモノともせずかなり朝早く起きちゃうし。しかも「コーヒーって飲んでもいいのかなー。毎朝飲んでるけど……」と妙に心配になる。確か同僚の妊婦さんがカフェインが良くないからデカフのコーヒーをわざわざ作って飲んでた、なんて思いだしちゃったりして。しかしコーヒーを飲まないと仕事ができないので1杯だけ飲んでから出勤。
産婦人科の予約は、あれっくすが取る!ということで、夏休みで学校のないあれっくすが自宅から病院に電話する。どうも、電話の印象とかそういうのをチェックしたかったらしい。そして、6/21の午後3時にきてください。と言われたらしい。電話の感じではとてもいい医院っぽかったのでそこにしようか?とあれっくすからぱたのオフィスに電話が入った。私に異論はなく(うちの会社から歩いて30秒くらいでは?と思えるくらい近くにある医院なのだ)、そこにすることに。電話を切ったあと、ひょえー、なんか現実になりつつある〜。なんて思ってしまった。しかしその一方で、アメリカの病院って予約取るの時間かかるのね……と改めて実感。日本だったら予約がそんな2週間先までとれないなんて事普通ないでしょ。病気になればその場で病院に行ったら診てもらえるわけだし。つくづくアメリカって違う。と思ってみたり。
しかし、あと2週間もあるということは、その間誰にも言えないって事?と思うと苦しい。もちろん私に先駆けて去年妊娠、今年の7月に待望の赤ちゃんを授かることになっていて、来週には引っ越しを予定しているはるちゃんには速攻で伝えておこうと思ってメールに書いて送ってみたが、オフィスにいうのはやっぱり確定してからだよなあ、そうしたら6/21以降かあ。と思うと、他に誰かに言いたくてたまらなくなる……
とここまで日記を書いてたら、はるちゃんからオフィスに電話がかかってきたのであった。「メール見てすぐ電話しようと思って!電話番号よく分かんなくて引っ越しの荷物の中から探したわ〜!」と、身重の体で引っ越しのためにパッキングをしているそういう状態の中からオフィスの電話番号の紙を見つけだし、わざわざ電話してきてくれた模様。ありがとう〜!ひゃー、やっぱり興奮しました。なんか日本語で話してるからオフィスのほかの人には分からないものの、話してるうちにだんだん声でかくなっていったみたいで、30分以上話して電話切ったあとに、周りの皆に「何かいいことあったの?」と聞かれた……。バレバレか?と思ったけどそうでもなかった。はるちゃんとの会話の中には英単語を入れないようにかなり気を使ったので当たり前であろう。しかし、もし日本人が横で聞いていたら、かなり露骨なことをいってるなーコイツ。と思われるような単語は続出した。
そして、家に帰ったら私の実家にも伝えたくなり、やっぱり電話することにした。さすがに親に報告するのにメールでってのもアレかしら。と思って。母親は朝早くから(日本時間だと)わざわざ日頃しない国際電話を掛けてきた娘を訝しく思ったようで、何か悪いニュースでは?と思ったらしい。しかし、実はこれこれしかじかで〜と電話をかけた理由を説明したところ、一拍置いて「ええええ???ほんと?うわわあ〜」という反応。あれっくすママのように泣き出しはしなかったけど、しゃべってる間中ウヒウヒと不気味な笑い声の合いの手が入っていた……
うちの母もやはり「ぱたはもう赤ちゃんできない体なんだと思って諦めてた。あんまり言うと良くないと思って黙ってた」とか言い出すし……そんなに周りの人に気を使わせていたのだとはツユとも思わなかったのだが、実は意外と周りは私をそっとしといてあげようと思わせていたことまで判明。そして、出産の後はお手伝いにアメリカに行くから!とか張り切っていた。パスポート作らなきゃ!とか……水を差すようだけど、多分予定は2月くらいじゃないかな〜。って言ったら、「え?2月……」って一気に怯えていた。ミシガンの2月はしゃれにならないくらい寒く、雪が〜
もちろん、「一応病院行ってはっきりするまでは言わんといて」って言ったにもかかわらず(まあ、その通りになるとは思ってなかったけど)次の日は日本のあちこちから「おめでと〜」のメールが……やはり……。
またもや耐えきれず今度はカモノハシさんにメールで告白。ああ、全然秘密守れてないじゃーんぱた。
カモさんからも速攻でメールが帰ってきて、「そうなんだ〜、ぱたちゃんはもう赤ちゃんできてもいいなと思ってたんだ」と書かれていた。いや実は、カモさんにはよく電話で「いやー経済的なことがネックになってるから、いつまでたっても赤ちゃんなんて作れないよ」と愚痴を聞いてもらっていたのですよ。実際あれっくすが学生であるため、うちの家計は私の収入で賄われており、私がここで長期の休暇を取ったりするとかなり痛い、というか、路頭に迷うのでは?と思われる状況だったのだ(貯金?学生オットをもつ家計には、そんなものはありません。一応、毎年の確定申告時の追徴課税用にためてるのがあるけど、数千ドルって感じで追徴が来ると全部無くなるし、だいたい日本に帰ったりすればそんなのあっというまに吹き飛んでしまうのだ)。そりゃあれっくすがその間バイトをするとか、色々手はあるんだけど、お金の心配しながら乳飲み子を抱えるってのもなんだか美しくないし、だいたいそんな経済的に不安定だったら私まで精神的に不安定になりそうだし、ってな感じである。でまあ、まだ経済的にはReadyじゃない、ということで、あれっくすと意見の一致を見ていたので、しょうがないな、とは思いつつも赤ちゃんはもうちょっと先だな、と思っていたのは紛れもない事実。
しかし内心、もう30になっちゃったしなー、いつまでも延ばせるものでもないよなあ、とは思ってはいた。しかし学生のオットを持つ身……こういうことって、結婚するときはあまり深く考えなかったんだけど、現実の生活となると「実際これじゃあ子供は育てられない」というのをヒシヒシ感じて子供のためにももうちょっと待とう……と、毎年思っていた。だんだん私の収入も上がってきて、うーん、頑張ればいけるかな?と思ったことも何度もあったけど、万が一私に何かあったら。とか、出産後の子供の世話なんかもあるし。なんてことを考え出すと、とてもじゃないけど決断できない。だいたい、現状維持をするほうが気が楽だよね。で、その辺の複雑な乙女心(笑)を、カモさんにぐちぐちいっていたのであった。
なのでカモさんにしてみたら「なんだー、言ってたほど深刻じゃなかった?」だったかも知れぬ……と思い、慌ててカモさんに「いや、計画妊娠じゃないのよ。ちょっとしたミス(どんな?)」などとメールをする私。そしたら折り返しで、「やっぱりそういうほうがいいと思うよ。準備ができてから……なんて思ってたら、なかなか踏ん切りつかないしさ」と嬉しいメールが来ており、ジーンとしてみるぱた。仕事中だろ!と突っ込みたいところだけど、なんだかこの数日仕事が全く手に付いていない。
ちなみによくよく考えてみれば、私は妊娠した体で会社では残業しまくり、ご飯も食べられずに働き続け、出張では飛行機で砂漠に行って炎天下の下過酷な作業を続け、夜はビールを飲み(付き合いで……まあ、砂漠での仕事の後はビールがおいしかったことは否定できない)、これって本当は良くないことだったのでは?と焦りまくる。まあ、少なくとも薬は飲んでないし、アルコールも浴びるほどは飲んでない。あとラッキーなことにたばこを吸う人のそばに長時間いるようなシチュエーションもなかったはず。まあ、いいことだけを考えておこう。
妊婦と知ってから初めての土曜である。皆に「つわりはどうよ?」と聞かれているのだが、全くつわりらしいものはない。よく、気分が悪くなるとか、匂いが気になるとか、一定の食べ物が食べられなくなるとか、一つの食べ物ばかり食べ続けてしまうとか聞くが、本当に全く変化ナシ。一つの食べ物ばかり狂ったように食べ続けてしまうのは、妊娠してなくてもぱたはよくやってた(あれっくす曰く「ぱたぶーむ」これが始めると、夕飯のメニューが毎日一緒とか、二日にいっぺんは同じものを食べさせられる……と苦情を申し立ててくるのだ)し、今そうだと言ってもそれが妊娠のせいかどうかもよく分からない。こりゃ、生理が遅れてなかったらきっと今でも気が付かないでいるに違いない、と確信してしまう。
あれっくすは喜びのあまり、この数日妙に優しい。「のど乾いたなー」とか言っただけで、お盆に乗ったアイスティが出てきて、「なんか冷たいものが食べたいなー」とつぶやいたくらいで、コーンフレークの上に乗ったハーゲンダッツのアイス(私の好物)が出てくるくらいである。調子に乗って色々注文してたら、そのうち「僕をいいように利用してるな?」と気が付かれてしまった。というわけで、慌てて「なんか気持ち悪いかも……」などと見え見えの演技をしてみる私。あれっくすは「ハイハイ」とお見通しである。やっぱり食べたあとの食器くらいは自分で運ばねば……
どうもお腹の調子が悪い。あと、トイレも近い。これって妊娠のせいだろうか?と、なんでもそれに結びついてしまう。
しかしトイレが近いのは、私の持病でもある膀胱炎を発症する可能性が強いって事で、それは困るのでなるべく水分を沢山取ってしょちゅうトイレに行くようにする。膀胱炎になったら抗生物質とか飲んでいいのだろうか?こういうのってお医者さんに相談することだろうけど、何しろお医者は6/21にならないと会ってくれないんだから困ったもんだ。お腹の調子が悪いのは食べ過ぎのせいかもしれない。とちょっと自重することにした。
まだトイレが近い。月曜のせいでブルーマンデーも入っており、しょっちゅうトイレに行くので全く仕事に身が入らない。こんなことでいいんか〜?と思いつつ、なんとか仕事にかかる。それにしても、自分がそうなってから、妙に妊娠関係の記事に敏感になってきた。普通ならどうでもいいやーと思うであろう、ジェニファー・アニストン(ブラッド・ピットの奥さん)の妊娠のニュースをくわっと読んでみたり。彼女も2月予定だそうだ。
しかし、ジェニファー・アニストンといえば、私は彼女が出ているテレビドラマの「フレンズ」を再放送も含め暇なときは毎日見ているのだが、5/17に放送になった今シーズンのファイナルのエピソードで、彼女演じるところのレイチェルが妊娠か?というような終わり方をしていたのだな。それを見たとき私は、「ということは、ジェニファー・アニストンは現実世界でもブラピの子供ができたに違いない(このドラマでは、女優さんが妊娠すると、エピソードをそれに沿ったふうに作っていくのであった。リサ・クドローが妊娠したときも、ドラマの中では彼女が演じるフィービーが妊娠した、という筋書きになっていた)」と予想していたのだが(実際予想が当たってちょっと嬉しかったりするぱた)、5/17放映になったエピソードで妊娠したということを匂わすことができた、ということは、それよりも前に妊娠が確定していたわけで、それで2月出産予定なわけ?と思うと、自分の計算が合ってるのか不安になる。って、私も本当に予定日は2月であってるいのだろうか?適当に自分で9カ月、って数えてみただけなので、違っているかもしれない……
だいぶ経ってからの追記)この日を初めとして、何回かこのジェニファーアニストンの妊娠のことを書いている日記があるんですが、結論としてこの時は、ジェニファーアニストンは妊娠もしていなければ、出産もしていませんでした。テレビの「フレンズ」の中では、ジェニファーアニストン演じるレイチェル・グリーンは女の子を出産するんですけどね。
特に変化ナシ。こんな状態じゃあ、全然妊娠してる実感が湧かないわ〜、などと言ってみたりする。しかし、トイレは相変わらず近い。これって妊娠のせいなのだろうか?しかし、こんな状態なので、あまり自分が妊娠してるということをビンビンに意識してない気もする。わたしゃもっと妊娠したら、それ一色になるのかと思っていたが、普通にDVDを見たり、友達と話したり、ご飯食べたり、仕事したり。なんか妊娠してること忘れそうである。まあ、それでいいのか……もしれない……?
実は、明日は4回目の結婚記念日なのである。
結婚記念日が平日に当たるので、何か特にパーティをやるとかってのが難しいのだが、二人の好物であるギョウザを作ろうかね、という話に落ち着いた。明日はちょっと早引きして二人でギョウザを作るので、今日のうちに材料を揃えておいたほうがよかろうということになり、あれっくすが買い物を今日のうちにしといてくれることに。あーでも夏休み中の学生っていいわねえ、一日中暇で。とか思っちゃうのですが、あれっくすに言わせると「論文書きをしてる!遊んでるわけじゃない!」だそうで、まあ、論文書きくらい真面目にちゃっちゃとやってもらって、ベイビーがでてくるまでにはなんとか将来の見通しが立つようにしてもらってないと困るよ実際。なんて偉そうに考えている私。しかし妊娠が判明するまで、「学位が取れるのぉ?うーん、1年半後くらいかなあ」と毎回ノンビリ答えていたあれっくすが、「この調子で書いていって、ディフェンスが今年中に設定されれば、来年早くには学位取れてるかな」などと妙に計画的なことを言うようになった(絶対無理な予定だが)。父親の自覚なのだろうか。まあ、頑張ってもらいたい。
結婚記念日は平日だし、私も仕事だから何もしなくていいよね、なんて言っていたのに、あれっくすはロマンチックにもバラの花束を買い、ワイングラスにフローティングキャンドルを浮かべ、ウィリアムズソノマの商品券とカードをテーブルに飾って万端の準備をしてあった。会社から帰ってヨレヨレの私は、非常に恥ずかしい……しかも何も準備してなかったのでもらう一方である。申し訳ないねー、忙しくて買い物に行く時間もなくって。もうすぐボーナス出るから、それでなんかうちのもの買おうか〜、なんて言いつつ「うちって普通の夫婦と逆かも」などと思ってみたりする。
その後は計画通り楽しく二人で餃子を作って、おいしく頂きました。しかし妊婦はビールが飲めないのが辛いところですな。しゃーなしに、ノンアルコールのビール(しっかり買ってあるところが泣ける)を飲んでおりました。あれっくすは「ぱたがアルコールOKになるまでは僕もアルコール断ちするよ」と言って、付きあってノンアルコールのビールを飲んでいました。ああ、きっと数週間もしないうちに、そんなこと言ったのを後悔するだろう、あれっくすよ。飲みたかったらお飲み。
さて、欲しいものといえばテレビであろう。DVDをこないだ購入して以来、うちのテレビが非常にしょぼいのに気が付き(例の白と赤と黄色の差し込み口すらないというテレビ。アンテナ口だけ)新しいテレビが欲しいなーとは思っていたのだ。DVDはビデオデッキを介してつないだものの、DVDの説明書には「ビデオデッキにつないで使用しないでください。画質が落ちます。必ず直接テレビに接続してください」と太字で書いてあるし……これを書いた人は、直接テレビに接続できないような、しょぼいテレビしか持っていないお客様のことはまるで考えていない模様。別にビデオデッキを介しても、多少ノイズが入るくらいでビデオテープを見ているのと同じくらいの画質では見られるのだが、それじゃあDVDの意味ないじゃん!という気も一方ではしていたのだ。
というわけで、餃子を食べた後はニンニク臭い息をモノともせずに、家電屋さんにゴー。ソニー信者らしくソニーのWEGAに決めてしまいました。いや即決。来年赤ちゃんも生まれるってのにいいのかな、こんなむだ遣いして。と思わないでもなかったが、その晩あれっくすママから電話がかかってきたときに、ちょっと罪悪感を感じてる。という話をしたところ、「赤ちゃんができたら映画も見に行けなくなる、家にいないといけないからテレビばっかり見てるようになるんだし、いいテレビの方がいいじゃん」という慰めを頂きました。
多分、デリバリーにして、まだテレビがきてないから(なのにレシートにしっかり金額が書いてあるものだけが手元にあるから)やめときゃよかった、と思うのだろう……と思うことにして。しかし、ほんと支払大丈夫かこれ書いてる今もちょっと不安。そんな状況で大きな買い物するなよな、と自分でも突っ込みつつ。
明日はテレビが配達されてくるということで、リビングの配置を多少替えた。今までは、リビングの中央にテレビなどを置くエンターテイメントテーブルがおいてあったのだが、それだとテレビを正面から見ることになり、あまりでかいテレビだと距離が近すぎて却って見にくくなるわけである。なので、エンターテイメントテーブルをリビングの角のほうに移動させて、寛ぐときはその反対側の角で見れば、距離も取れるしリビングも広く使えていいのでは?と私は頭の中で計算していた。もともと私は模様替え大好きで、独り暮らしを始めた18のころから、暇さえあれば模様替えをしていた。模様替えをすると気分も変わるし、ついでに大掃除にもなるし、こまめな掃除が嫌いな私にとってはかなり楽しいイベントの一つだったのだ。
しかし、あれっくすは大の「模様替え嫌い」である。なぜか知らないが、模様替えをひどく嫌うのだ。ちょっとでももとの場所から移動させると「落ち着かない」「元の場所に戻そうよ」とくる。これで何度喧嘩したことか。しかしながら、昼間はずっと働いてて夜にちょこっと帰ってくるだけの私よりは、家にいる時間はあれっくすの方がずっとずっと長いわけで、彼の落ち着く配置の方が理に適っていると無理矢理納得したという経緯もある。
けれども、今回のテレビ配置に関しては私は譲るわけには行かない。だってそんな近くて巨大画面見たくないんだもの。しかし、遠回しに配置替えしないとねーと話をあれっくすに振っても「エー。別にコレでいいじゃん」「変えなくてもそのうち慣れるよ」という消極的な返事。こりゃ強行突破しかないと見た。
と言うわけで、あれっくすが食後にちょっと散歩(よく二人で行くのだが)に行くけど、一緒に行く?と言われたとき、「うーん、妊娠のせいか気分が悪いから(大嘘)辞めとく」と返事をし、彼が散歩に出て帰ってくるまでの10分くらいの間に、大汗をかいてエンターテイメントテーブルを移動させたのだ。テーブルには、DVDデッキやらVCRデッキやらケーブルボックスやら、さらにテープ類やらプレステやらそのゲームソフトやら、色々載っているのでまずそれを全部出して、ほこりを拭いて、テーブルを部屋の角に移動して(テーブル自体は軽い)、入ってたものを全部戻す……という結構面倒な作業である。しかも、デッキ類のケーブルがものすごく複雑に絡まりあって接続されているので、それを全部はずして、ケーブルをきれいにまとめて、そしてデッキをテーブルから出して……という作業までおまけに付いてきた。やり始めてからちょっと後悔したが、今やらないと一生やれない!と勢いで片付けた。久しぶりに汗びっしょりになるほど働いた。
そして帰って来たあれっくす、すっかり移動してきれいになったエンターテイメントテーブルを一瞥するや、「……なんか変だよぉ〜、元の場所に戻そうよぉ」予想通りの展開。「変じゃないって!これまだでかいテレビが来てないから変に見えるけど、このうえに大きなテレビが来たらちゃんといい感じになるの!」とこちらも予想していた通り答えてみたのだが、敵は「ならないってば〜。普通はエンターテイメントテーブルってのはリビングの中央にあるもんだろう〜。隅にあるなんておかしい!!絶対おかしいしバランス悪い!」とものすごい反撃。さらには「いいよ、僕がまたもとに戻すからさ」と言って、せっかく戻したデッキやテープ類をまたテーブルから出しているではないか!!
えええ!私の意見は全く通らないのか?!この10分に濃縮してやった作業は全部無駄足ってこと?とかなり私は内心焦る。模様替えに関するあれっくすの頑固さは、過去の喧嘩からしても絶対に私は太刀打ちできないことを知っているからだ。しかし、強行突破してしまえばなんとかなると思ったのだが、敵も「無駄に汗を流すことになろうと、どんなに面倒であろうと元に戻したい」という強い態度で対抗してきた。予想外である。
しかし、わたしはあれっくすが「ケーブル接続関係」に全く疎いことを知っているのだ。裏で複雑に接続されているデッキ類のケーブルをすべて外してまた自分でもとに戻すことは出来ないだろうから、私に助けを求めるに決まっている。それが出来ないと分かっているので、ケーブルを外さないといけないことが分かった時点で諦めるだろう。と読み、余裕であれっくすを見守っていたのだが……
あれっくすは男で力があるので、デッキが入ったままテーブルを移動させようとしていた……畜生。
このまま行くと、テーブルは移動されてしまう。どうするぱた。
しかし、実はぱたには秘密兵器、隠し球、最後の切り札がちゃんとあるのである。知っている人は知っているが、私は若かりしころから往年の松田聖子ちゃんも真っ青な「嘘泣き」という特技を習得しているのである。嘘泣きというと聞こえは悪いが、別の悲しいことを思い浮かべると、案外簡単に涙が出るのである。私が女優だとしたら、他のすべてで困ったとしても泣くシーンでは絶対に困らなかったとさえ言えるだろう。さあ、ここで声を出して泣いて見せろ〜!「ひ、ひどいよあれっくす……せっかく私頑張ったのに……うぅっ、うっ、うっ……」涙をどばー。一発である。あれっくす、ひぃぃ〜〜、という感じで引き、「分かった!分かった!!テーブルは動かさないっ!ごめんごめん!」女の涙は強し。いつもフェミニストなことばっかり言って威張ってるくせに、こういうときには女の武器を使うぱた。口だけ女である。そして、テーブルは私の希望の位置に残ることに決定した。あっぱれ。あれっくすも数日したら、この位置が良かったことを実感するだろうから、全く罪悪感はナシ(笑)。
あとで「何であの時泣いちゃったのかな〜。別にどうでもいいこと(嘘だ)なのにね〜。やっぱり妊娠してるからかなあ?(また嘘を……)」などと、嘘泣きをこいたことを妊娠のせいにまでしてしまった。はっはっは。
一行だけ。でかいテレビが届き、テレビをエンターテイメントテーブルの上に載せたあと。あれっくすはエンターテイメントテーブルの位置がここでよかった……と敗北宣言をしました。しかしテレビでかい。電磁波浴びまくりという感じである。
トイレが近いです……ほんと並じゃないくらい。まだ全然お腹どうもなってない(と私には思える)のに、トイレによく行かないと辛いのには参る。行ってもそんなにでないのに……一瞬膀胱炎かと思って心配したくらいだよ。夜中も2回も起きてトイレに行く羽目に。寝る前にしっかり出してるのになんで〜
明後日の検診が妙に怖い。内診があると思うからである。やはりあの不愉快かつ間抜けなポーズで、自分でも日頃観察しないような器官を人様(しかも初対面)にお見せするのは、「あ〜あ〜♪たのしみっ!」とスキップを踏むような行事ではないのは確かである。しかし、そんなこと言っても向こう(医者)も仕事なわけだし、みてもらわないとこっちも困るわけで、しょうがないとは思いつつ。妙に「朝シャワー念入りに入らねば(時間になったら仕事場から病院に直行するため)」とか「下着はどんなの着たらよろしいのかしら」と気になる私。
最近ちょっと変わったかな?と思うのが、生つば止まらないような感じになってきたこと。
これもつわりの一種?とも聞いたんだけど、吐いたりもせず、気持ちも悪くないけど、唾が出て妙に酸っぱいものが食べたいです。この数日、なんにでもレモンかけてますわ……ご飯にまでかけてる(なので、冷蔵庫はレモンだらけ。買い置きしてある)。ご飯には「ネギ刻んで、シラスのせて、レモンいっぱいかけたもの」を乗せたものがすんごいおいしく感じるのですわ。逆に、今まであんなにはまって食べてた韓国ノリも全然食べられなくなり、こないだちょっと食べてみたけど、妙に油っぽくてダメ。←こう書いて読み直してみたら、つわり症状じゃん、と自分でも思った……
明日は初の検診である。こんな早くから緊張しているのは、すっかり耳年増になっているためであろう。だいたい、人様の手やら指やらを入れられるというところで、病院に行く前の日の朝からなんだか痛い気分になっているとは損な性格である。緊張すればするほど変なところに力が入って痛く感じるのだろうというのは軽く予想できるのだが、だからといって簡単にリラックスできない私……他人には「心配しすぎよ♪リラックスリラックス。全然大丈夫だから♪」(←とくに表でやってるサイトでビザの面接前に緊張してる人によく言ってる私……)なんて軽く言えるくせに、自分のことになるとサッパリなのである。ここでもまたもや口だけ女である。
だいたい前から思ってたけど、経産婦の方達がみんなさらっと「子宮口が開いてきたかチェックする」とか言ってるのって軽く聞き逃しがちだけど、それって具体的に状況を想像すると結構すごいよね。なんか痛そうというか、ぎょえーって感じ。さらに詳しく聞くと「指が何本子宮に入るかでだいたいの大きさチェックするらしい」って、具体的に考えると子宮って結構上の方にあるから、そこに指を入れるとなると、かなり……あー。こういう想像をこんな早くからするんじゃないな。どんどんコワイ・スパイラルにはまっている私である。
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