ぱたのたまご・妊娠十ヵ月後半

/ 妊娠二ヵ月 (発覚〜7週)/
/ 妊娠三ヵ月前半(8〜9週)/ 妊娠三ヵ月後半(10〜11週) /
/ 妊娠四ヵ月 (12〜15週)/
/ 妊娠五ヵ月前半(16〜17週) / 妊娠五ヵ月後半(18〜19週) /
/ 妊娠六ヵ月 前半(20〜21週)/ 妊娠六ヵ月後半(22〜23週) /
/ 妊娠七ヵ月前半(24〜25週) / 妊娠七ヵ月後半(26〜27週) /
/ 妊娠八ヵ月前半(28〜29週) / 妊娠八ヵ月後半(30〜31週) /
/ 妊娠九ヵ月前半(32〜33週) / 妊娠九ヵ月後半(34〜35週) /
/ 妊娠十ヵ月前半(36〜37週) /
妊娠十ヵ月後半(38〜40週+) /
/産休入りました。の巻/産む準備はできましたか?の巻/ぱた母の大冒険、の巻。/
/
予定日に働いてますの巻。/おしるしの巻/偽陣痛で産婦失格で落ち込みの巻。/

/ 出産レポート前半 / 出産レポート後半 / 出産レポートその後 /
/ おまけ「無痛分娩について」 /


1/17/2002(38週目)

ぱた、やっとこさ産休に入れますぅ〜。プロジェクトの方、ようやく今日仕上がりましたぁ〜。というわけで、今日が最終日。はぁ、嬉しや。でもなんか、しばらくオフィスにこないと思うと寂しいような。同僚やボスに温かい言葉をかけてもらえて、ぱたがいなくなると寂しくなるねえ、なんて言われて、「やっぱりまだ来ます!」とか口走りそうになった私です。

さて、本日はまゆさんからのメールを紹介。まゆさん(日本在住の獣医さん。私のメール友達)の予定日は21日でして、私の予定日の9日前なんですが、まゆさんの話によると、「予定日2週間前くらいから急速にお腹が大きくなってきて、妊娠線がバリバリと出現してしまった」とのこと。これを読んで、私は凍り付きました。

イヤ、実は、ぱたは気にしていた妊娠線はまったくでないままここまで来たんですよ。一時期湿疹に悩まされてあんなに掻いたりしたのに、治ってみたら何にもなってなくて、「おー、もう後ちょっとで予定日だし、このままでないですみそうだな。ウヒヒ、妊娠線ナシ妊婦!ラッキー!」と心ひそかに思っていたんです……

しかし、まゆさんの実例で「いいや、気を抜いたらあかん」ということが証明されたわけで……うー。しかし、気を抜こうが気をつけようが、妊娠線っちゅーのはでるときはでるもので、どうしようもない(予防と言っても、劇的な効果のあるものはない)わけで、出たら出たで諦めないといけないですけどね。しかし、未練がましく鏡に腹を映して、出てるか出てないかイジイジ確認しているぱたであります。

しかし、まゆさんの「もうお腹の皮がひきつれて痛い。阿寒湖名物まりも羊羹を思い出します。水風船みたいのに羊羹が入ってるやつご存知でしょうか?爪楊枝を刺したらつるっと皮が剥けそう。」というのを読んで、うーん、私はまだそこまで行ってないな。もしかしたら、これからどんどんこうなっていくのか……?腹をぺたぺたなでてみる今日この頃です。


1/18/2002

■産休入りました。の巻

産休のぱたです。
今日はたまごを更新しようと張り切って、こうやってお家で書いております。いつも快適な会社のイス&でかいモニターで、すいすいタイプしているので、うちの安物イスとちっこいモニター(&ラップトップの液晶画面)でパチパチ打つのはなんか勝手が違う……

しかし、産休に入ったとはいえ、完全に「じゃあ次出社するのは4月ですね」というわけでもなく、取りあえず生まれるまでは時々オフィスに行って万事順調か確認したり、メールや連絡事項などのチェックをすることになりそうで(まあ、プロジェクトが終わったその日から休んじゃったら、後でなにかあったときのフォローはどうするんだ?という当たり前の疑問が出てきたわけで、しばらくは問題がないかどうか、会社の人が私とアクセス可能な状態にしておかないといけないわけで……ううう)、なんだかんだ言ってまだ会社に行きそうな勢い。家とオフィスが近いのも何なんだよなー。これが遠かったら絶対「春までもう来ませんので」とか言って、大掃除して帰っちゃうところですが。まあ、クリニックも会社に近いんで、どっちみち検診でくるんだったら顔出しくらい何ともないんですけどね。

そういえば、お家でネットにつないでみたところ、なんとぷりりさんが出産なさったとは!おめでとうございます、ぷりりさーん!!予定日が1週間違いだったので、「一緒くらいに出産かしら」なんて心強く思っていたんですが、ぷりりさんところは1週間早く生まれたそうです。そっかぁー。おめでたいなあ。うんうん。しかし、なんか先に行かれちゃったみたいでちょっと不安。待って〜〜(←トイレも友達と一緒じゃないと行かない女子中学生か?)。

さて、今日は検診に行ってきました。38週目の検診は、あのハンサム先生(♂)。今日はいきなり尿で「タンパクでてるわよ〜」と引っ掛かってしまいました。今まで1回も引っ掛からなかったので、楽勝と思っていた尿検査だったのですが……しかし、引っ掛かったと知っても、「あ、でも後ちょっとだし、もうどうでもいいや」なんてあまり深刻にならない私。しかしナースに「トイレに行ってこのカップにいっぱい尿を取ってきて。精密検査に回すから」なんて言われてしまいました。ううう。

で、ハンサム先生登場。「妊娠中に尿タンパクが出るのはよくあることなんで、そんなに心配はいらないと思いますが、膀胱炎とか、その他なにかに感染しているかも知れませんから、一応検査に回します。なにかあったら電話するのでクリニックにすぐ来てね」といわれ、へーい。と返事をしておく。しかし、私は膀胱炎って結構やってて持病の一つになってるんですが(自慢にもならんが)、膀胱炎の兆候らしきものは感じないんですよねー。自分では。だから違うんじゃないかな、という気もします。考えてみたら、昨日からあんまり水を飲んでないんで、それがよくなかったかな、と思い、遅いとは思うけど検診終わったら水ボトル買って飲んどこう。と決心。

ハンサム先生は腹のサイズを測って、「ベイビーも標準サイズだねえ。恥骨から子宮底まで37センチだよ。確か、こないだは小さめだと思ったのにすごいね」と教えてくれました。アメリカでも、子宮口の開き具合とか、この子宮のサイズとかはcmで表わすのです。私は37センチと言われて、ほほぉ、そんなにでかいのか。なんてすぐ分かってなんか嬉しい(横にいたあれっくすは、ドクターに「それって何インチですか」と聞いておった。ほほほ、勝ったね)。まあ、私にしても、37センチがどのくらいの長さってのが感覚で分かるだけで、恥骨から子宮底までが37センチだから産科的に言うとどうなのか?というのは分からないんですけどね。あの場で全て分かっているのはハンサム先生のみか……

そして、「そうだねえ、来週は39週の検診か。だったら、来週内診して、子宮口のチェックをします。あと、他にもついでに検査するから、内診の準備しといてね。」と言われました。おぉ、生まれるまで全然内診ないのかと思ってたんだけど、そりゃあるのか(でも先週のドクターは、生まれるときに内診するって言ってたのにぃー。私の聞き違いか?それとも質問の聞き方が悪かっただけ?)。そういやモノの本には、生まれるときに産道感染をする可能性があるので、出産前に性病の検査をもう一度するとかって書いてあったような。それかしらん。

で、来週のアポイントメントを取ろうと思って、受付でいろいろ空いてる日を聞いてみたんですが、女医さんのどちらも来週は忙しいようで、私が来れる曜日にあいてるのは、今日のハンサム先生のみ。「じゃあ、来週のアポもハンサム先生で取ります……」と言いつつ、ということは、来週の内診はハンサム先生にやってもらうのか。私ってこのクリニックでお股開いたのって、あのハンサム先生だけだよなあ、なんてしみじみ思ってしまいました。女医さんが二人もいるクリニックなのに、その先生にお股を見られたこともなく、最後の最後までハンサム先生にお見せするぱた。もしかしたら、出産もハンサム先生に当たるかも……なんて思ってしまいました。

※私が行っているクリニックは、オフィスのみがビル内にあり、分娩は近くの大病院でやることになっています。で、クリニックに勤務しているドクターが、毎日一人づつ交代で、その病院に勤務に行っているそうです。だから、出産の時にどのドクターに当たるかというのは、どのドクターがその病院に勤務している日程か?というのによるらしい。だから、クリニックに検診に行っているときは、「どのドクターにもまんべんなく見てもらってね。分娩時に誰に当たるか分からないから」と言われるわけです。どのドクターもいい先生なので誰に当たってもいいんですが。

それにしても、前駆陣痛(英語で言うブラクストン・ヒックスって奴ですか?本物の陣痛じゃなくて、ちょこっとやって来て去っていくやつ)も数が少ないし、まだ赤ちゃんが激しく動いてるって言ってるし、おしるしも出てないし、お腹の形から言ってまだ赤ちゃんもそんなに下に下がってないみたいで、ハンサム先生曰く「そんなにすぐに生まれるって事はないんじゃないでしょうかねえ。まあ、どうなるかは分かんないけど」だそうです。そっか、まだ生まれそうな兆候はないのか……。

産むのが怖いようで、しかしまだまだよ、なんて言われるとじらされてるような変な気分です。まあ、来週はお友達と最後に遊ぶ予定を入れてみたり、母が日本から手伝いに来るので迎えたりなどの行事があるので、そんなに早く生まれても困っちゃうんですけどね。でも、予定日過ぎても何週間も生まれないのも困る……バレンタインの前には出てきてよぉ。

私の勘では、なんとなく2月の最初(2/2?なんかひらめいた)のような気がしてます……。どうなるでしょ。


1/20/2002

■産む準備はできましたか?の巻

産休のぱたです。といっても、週末だったので産休なのか週末休なのか、気分的には区別がついてないのですが〜。しかし、来週も「朝会社行く時間に起きなくていい」というのは気持ちが楽ですなあ(それが夜更かしにつながるからいい事なのかどうなのか??ですが)。しかし、実は月曜10時に歯医者の予約があるので、そこそこでは起きないといけないのですが……

さて、産休に入りましたところで「ああ、あとちょっとしか“夫婦二人っきりの水入らず生活”ができないのね」と思い至り、皆さまの提案通り「ロマンチック(?でもないけど)ディナー」とか「映画を見に行く」などを実行しようと、妙にごそごそしているぱた夫婦です。

どうせ私もそんなにしんどくないし、せっかくだからこの機会に。と妙に出歩き気味です。って言うか、予定日まで2週間切ってるのに、前駆陣痛(予定日が近づいてくると、ほんまもんの陣痛が来る前に、子宮が「出産の練習」をするために、時々陣痛らしきものが不規則に来るようになるそうです。これがあると、出産が近づいているという目安になるらしいですが、全然前駆陣痛のない人もいるようで人それぞれ)もほとんどないし、ほんとに生まれるのか?って感じなのですが……。

そういや、検診では三週間前くらいから、この「前駆陣痛がどのくらいの頻度でありますか?」という質問をかならず聞かれます。内診はないくせに、この質問は毎回かならず。で、そのたんびに「今まで赤ちゃん産んだことがないので、陣痛と言われてもどういうのかよく分からなくて……来てるのかも知れないし来てないのかも知れないし」なんてあいまいに答えてたんですが、あまりにも毎回なので、そのたびに「分かりません」と答えるのも間抜けな気がして、こないだの検診でハンサム先生に「どういうのが前駆陣痛なんでしょうか?具体的に言うと」と質問してみたんですよ。

そしたら、「そうですね“生理痛の重いの”のような痛みです」と言われたんですが……なんか、オトコのハンサム先生に「生理痛みたいな痛み」と言われても説得力がない気がするのは私だけでしょうか……「にいちゃん、あんた生理痛がどんなんかそもそも知らんやろうが、えっ?」といちゃもんつけたくなってしまうぱた。どうせ言うなら、「下痢の時の痛みのような」とか「腰が重いような」という言い方をしてくれればそんな気にはならないものを(←って、先輩妊婦さんに聞いて前駆陣痛の痛さのイメージをしっかり知ってるくせに、ドクターに質問する私も意地悪?)。

生理痛の重いのにしても、下痢にしても腰痛にしても、そういった痛みはまったくないんですが、私って大丈夫なのでしょうか。まあ、痛いのはないに越したことはないですが。

ディナーは金曜日に、ひそかに(私の周りでは)有名な「おいしい中華レストラン」に行ってきました。金曜はめちゃ混んでいて、予約を入れたのにちょっと待たされたんですが、大きなお腹だったせいか、待合室のソファーに座っていたおばちゃんが私にソファーを譲ってくれました。嬉しかったのでおばちゃんに「あと2週間で生まれるんです〜」と話したところ、「あら!もうそんなに近いの?それは楽しみね〜」なんて、周りの待ってる人たちも話に参加してきてくれて(子連れのママとか、出産経験ありのおばちゃんが多かった)、待ってる時間は出産の話であっというまに経ってしまいました。しかし、妊婦っていいなあ。親切にしてもらえるし。産んじゃうのがもったいないよ。

金曜・土曜に、赤ちゃんグッズでまだ買ってなかった「ベビー用のバス」「おむつを捨てるごみ箱(ダイパー・ジーニーって奴ですな……あのソーセージ状に紙おむつを捨てられてにおわないって言う有名なやつ)」「箱まとめ売りでやすーいお尻拭き」などなどを購入してきました。「大物は邪魔になるから、いよいよになるまでは買わなくていいよ」と言っていて後回しにしてたんですが、もうそのいよいよじゃない?というわけで。それらを揃えて、クリブの横に置いたら「ああ、赤ちゃんがここに来るんだなー」なとど柄にもなくしみじみしてしまいました。後はチイサイヒトに出てきてもらうだけですわ。全て準備OK。

ちなみに、入院の時に持っていく「入院グッズバッグ」も準備しました。どうせアメリカでは入院と言っても1〜2日、私の病院は48時間の入院ですので、日本で産むときよりは必要なものはずっと少ないはず。それに病院でほとんど必要なものは産前産後のパンツを含めて揃えてもらえるらしいし、特に必要なものってないわよー、体一つで来ても大丈夫!とは言われているんですが、一応

あとはメモ帳とか筆記用具秒針付きの時計コーリングカード友達の電話番号、その他細々したモノ(あれっくす用のおかし含む。笑)をいろいろ。48時間だけの入院なのに、結構荷物多くて驚く私。持って行き過ぎか?

なんか、こういうことやってると「あああ。ついに妊娠期間のフィナーレを迎えるのね」という気持ちが否が応でも高まります。長かったようなあっというまだったような妊娠期間でした。でも、全般的に楽しかったですねえ。トラブルも少なかったし、また妊婦になってもいいなあ。っていうか、まだしばらく妊婦でいたい〜。まだしばらく出したくないなーなんて思ってしまいます(お腹に入ってる状態なら、おむつも替えなくていいし、泣かれないし、気軽に連れて歩けるし……実は便利なのね、妊婦って)。胸焼けはまだ多少残ってるんですが、それを差し引いてもこのままお腹にいてもらっててもいいな、なんて思ってしまいます。でも出てくるんだよねえ、後ちょっとで……複雑な気分。

……イヤ、まだ残ってるな、妊娠期間。初産だし2週間なんて遅れる可能性もあるわけで、こんなことしみじみして書いてたら、なかなか出てこなくて1ヵ月近くたまご日記を毎日更新することになったりして、きまり悪くなる可能性も大。はっはっは。


1/24/2002(39週目)

長らく更新をしていなかったですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。よく見たら、かなりの期間ほったらかしに……「もう生まれちゃったんですか?」という問い合わせも無きにしもあらずのぱたであります。

いえ、まだ生まれとりません。お騒がせしております。

産休に入ったらやることもないしのんびりできて、インターネットもやり放題やるだろうなあ、と思っていた(だから、表で「産休に入ったら掲示板に復帰するとかって予告したりしていた)んですが、ところがどっこい産休に入ってから意外とやることがあったんですよ。細かいフォロー仕事の連絡が来て会社にちょっと仕事しにいったり、「早くから買うと邪魔になるから、いよいよとなるまで買わないでおこう」と思っていたベビーバスとかバシネットの「大物用品」を買いに行ったり、出産の手伝いに来ることになっているぱた母の宿泊スペースを確保するために部屋の配置替え&大掃除をしたり、「生まれたらもうあんまり遊べなくなるから〜」とばかりに友達の夕食パーティに呼ばれたり……そして、動きまくってせいで夜は疲れて早くからダウン。まったくネットをする余地がありませんでした。むしろ、会社にいて暇を見つけてネットをしたり、たまごを更新していたときの方がネット世界によりいたような。

それにしても、もしかしたら予定日直前の今が一番、ハムスターのように細々動いている時期かも?と思うほど動きまくっておりまして、「こんなに動いてたら、そのうち車の中で産気づくんじゃないの?」とあれっくすに言われて、ちょっとおとなしくしようかな……と反省したり。まあ、その反省も30分も持ちませんが。

そして、気が付いたらぱた母のアメリカ着の日が。え?もう?ってな感じです。1/24にアメリカに来たんですが、飛行機の到着が2時間以上遅れ、朝も早くから張り切って迎えに出た私もあれっくすも、「早くお昼御飯食べたいんですけど〜」ってな感じでいい加減ぐったりしてきたところにぱた母が出て参りました。「送ってもらったレター(ヘローとイエス/ノーしか英語を話せないぱた母のために、私達が入国審査用に“母の入国理由と滞在期間、日本につながりがあることなどの説明”を書いたレターをあらかじめ母に送っておき、審査の時にオフィサーにI-94Wやパスポートと一緒に見せるように説明しておいた)を入国審査で見せたら、なーんにもしゃべらなくても通してもらえたわよ〜!」と満面の笑み。よかったよかった。←実は、入国審査を一番心配していたぱた。母が別室送りになったらどうなるだろうとドキドキしとりました……

ぱた母が到着してから、アメリカのアパートの使い方(っていうのも変だけど、お風呂とかキッチンとか洗濯とかその他いろいろ。ちょっとしたことで勝手が日本とはまったく違うので、やっぱり先にレクチャーしておかないと、ゴミを捨てることすら簡単には出来ないわけで)の説明をしたり、周りのスーパーや買物先などの説明をしたり、またまた忙しい時間が。そして、ひさしぶりに会った母と話が弾んじゃったりして、ネットからはさらに遠ざかり……

ぱた母も、日本を出発するときに「どうせアメリカに行ったら、テレビも英語だし本も新聞もないし、車がないと出歩けないらしいし、やることないからネットばっかりしてると思うわ。メールすぐに送るから待ってて」と親戚家族、友達に至るまで言いまくってきたそうですが、そのくせ1通もメールもしてない状態でして、「無事に着いたのかしら」と思われてるに違いない、と心配しております。もしぱた母関係者でこのたまごを読んでいる方がいらっしゃいましたら:ぱた母は無事にアメリカに着き、楽しくアメリカ生活を始めております。

とりあえず母が来て、いまのところ一番よかったことは食生活の充実でしょうか……朝からきちんと朝御飯(しかも和食)をばっちり食べるなんて、こないだ日本に里帰りして以来であります。ああ、誰かがおさんどんしてくれるってなんて楽なの。と再確認して一層太る予感のぱたです。


1/25/2002

検診に行ってきました〜。今日は39週目の検診、予定日の5日前ってことで、内診をして子宮口のチェックもすることになっており、ちょっとわくわくしつつクリニックに向かいました。

今日のアポイントも先週に引き続きハンサム先生。内診をするからってあなたを指定したわけじゃないのよ〜、こいつ、いつも内診は俺を指定するな、と思わないで〜偶然よ偶然。と心の中で思いつつ。でも、なんていうか、男の人にお股を見せるのは愉快なことではないけど、相手は医者だと思うとイヤじゃないですよね(っていうか、医者以外に内診なんてされたくないけど)。きっと向こうにしてみれば、私が輸出車の装備を確認しているような気持ちでお股を見てるんだと思うし。それに毎日何回何人のお股を見てるか分かんないけど、ドクターにしてみればもう慣れっこになっちゃってどおってこともないだろうから、逆にこっちが意識してることを向こうに見透かされて「なに自意識過剰なんだか」って思われるほうが余計恥ずかしいのかもーなんて思えるし。

あと却って、女医さんに内診される方が恥ずかしいかも。今まで女性にお股を見られたことは、おそらく幼少期に母におむつを替えてもらって以来ないんじゃないかという気がしますし、何だか同じ装備を持っている女性にしげしげと見られるほうが、何となく気恥ずかしさがないでしょうか?そんなことはない??

さて話が戻りますが、検診では尿検査がまたタンパクで引っ掛かりました。ナースに「あら、またタンパクでてるわねえ。まあ、ドクターから説明があると思うから」といわれ、えーまたか〜。今回は気をつけて水をたくさん飲んでおしっこもいっぱい出してきたのになーとちょっとがっかり。でも、先週の検診の時に、尿を精密検査に回して、なにか異常があったら今日の検診の前に連絡が来ることになっていたし、それがないってことはたいした事はなかったんだろうとたかをくくって、診察台の上に踏ん反り返っておりました。

さて、ドクター登場。まずはカルテを見ながら「体重も順調(って、39週にしてまだ先週から増えており、既に14キロ増に……ほんとにほんとにこれでいいのか??)、血圧も異常ナシ、お腹の大きさもいいし、まったく問題ないね!」と説明。「あのー、先週の尿タンパクは?」と聞いてみると、「あ、今週もタンパク出てるけど、これも問題ないから!ちゃんとラボから異常ナシの結果が届いてたから心配しないで」とのこと。

それから、お腹もかな〜〜り大きくなっており、はち切れそうに前にびよーんと飛び出しているのを見て、「お腹も大きくなったねえ。」と褒められ(?)るぱた。ものすごい前にぐーんとせり出していて、日本だとこりゃ「男の子のお腹の形だね」と人に言われるような様相をしているなーと自分でも思ってるのですが、妊娠線はまだ出とりません。ブラボー。でもドクターによると「まだそんなに下がってるようには見えないね」だそうで……え、これからもっと下がる(つまり、もっと前にせり出す)のぉ?そしたらその時に妊娠線でるんじゃあ……と、この期に及んでまた心配してみたり。

さて、おまちかねの(?)内診をされることに。ドクターはゴムの手袋をして、そこに潤滑ゼリーを付けたんですが、その付け方が!指先だけじゃなくて、結構指の付け根くらいまで、しかも指一本とか二本じゃなくて、全部の指にグニグニ付けてんですよ。ぎゃー、そんなにたっぷり付けるってことは、その手全部入れるの?マジ?手って入るもん?ぎえ〜!と頭の中は忙しく考えが回るんですけど、ドクターはスマイルしながら「力抜いて〜。圧力を感じますけど、力を入れなかったら痛くないからねー」と軽やかに。あああ、あなたは手を入れるの慣れてるかも知らんが、私は慣れてないんす!いやーん!と視線は手にくぎ付けです。

で、子宮口のチェック……力を入れるなと言われると余計力入る私……でも頑張ったぞ。赤子よりはずっと小さいはずじゃあ。

ドクター曰く「うーん、なーんにも起こってませんねえ。子宮口も固いしぴったり閉じてます。」とのこと。あと5日で予定日なのにこんな調子とは、やっぱり予定日より遅れるかも知れないなーなんて勝手に思い、「やっぱり30日には生まれませんかねえ?」と聞いてみたぱた。しかしドクターに「お産ばっかりはねえ、どうなるか予想できないんですよ。だから、今こうだからといって遅れるとも言えないし、早まるかも知れないし……」と返されて、ヤッパリか。と思いつつ。

しっかし、せっかく手を入れたのに「何にも起こってない」と言われるとは、もったいない気が〜。うー。

そのあと質問ないですか、といわれ、あれっくすがここぞとばかりに「陣痛が始まってからどのくらいで生まれますか?産気づいてから実際に赤ちゃんが出てくるまでの間、どのくらいの時間がありますか?仮に僕がデトロイトで働いてて(産むのはデトロイトから車で30分ほどの距離にある病院。ラッシュだと一時間くらいかかることもある)、連絡を受けてから実際に来る間に生まれてしまうってことはないでしょうか?」とドクターに質問。「分娩ってのは、もう“早くしてくれ〜”と思うくらい時間はいっぱいありますから心配いらないですよ。経産婦ならともかく初産ですから、30分で生まれたりはしないから」などと安心させてもらっておりました。

あと、「先週のタンパク尿の正体は?さきほど異常ナシって聞いたけど、何でタンパクでたんですか?」と私が聞いてみたところ、「おそらく尿を取ったときにディスチャージ(オリモノ)が混ざったんでしょう。予定日が近づいてディスチャージが増えてきたので、それが入っただけだと思います」と言われました。そゆことか。よかったよかった。しかし、オリモノってたんぱく質なのか?知らんかったぞ……

というわけで、予定日5日前にして「まだまだ生まれない予感」のチイサイヒトです。やっぱり2月入ってからになるのかなあ……楽しみなような後に延ばしたいような。しかし、母もアメリカに来てスタンバイしていることですし、やっぱり早く生まれて欲しいなあ〜。


1/27/2002

予定日まであと3日ですが、まったく気配すらないぱた&ぱたのたまごであります。お腹もそんなに張らないんですけど……どうなってるんでしょうか。毎日ものすごく歩いてるんですけどね。

さて、よくこちらにいるお友達や知り合いから、「日本から実母にお産の手伝いに来てもらったはいいけど、結局余計大変だった」という経験談を聞きますが、聞いたときは「え〜。お手伝に来てもらっててなんで余計大変なんだろう?」と疑問に思っていたのですが、今まさにそのココロがわかりました。それは「日本人がやるお土産買い」のせいなのです。

娘の出産の手伝いに来るお母さまがたは、元々目的は「出産の手伝い」ではあるんだけど、やっぱり日本を旅立つときは周りには「アメリカに旅行に行く」というふうにとらえられがちだし、来るお母さまがたも「めったに行けない外国に日本からわざわざ行くわけだから」という感情になりますよね。そうすると「お土産くらい買って来てくれるだろう」「じゃあ、やっぱりお土産を買わないといけないわね」となるのが自然な日本人の感情。

海外旅行って言うと、旅行しに来てるんだか、お土産を買いに来てるんだか分からないわーという状態の日本人旅行客は多いですけど、娘のお産の手伝いに来るお母さまがたも、やっぱり結局はそういう状態になるのでしょう。

で、どうなるかというと「お土産を買いたいから○○に連れていって」ということになるわけです。観光地ならいざ知らず、普通に私らが生活しているような場所ではお土産になるようなものが気軽に買えるようなお店はないし、買う相手の人によってこういうお店、あの人にはああいうお店で……といろいろセレクションも違うわけですな。そして、ここ、ミシガンでは、車がないとどこにも行けないような街の造りになっているため、「母に一人で買物に行ってもらう」という事も出来ないわけで。

大体お店に行っても、英語を話せない母がスムーズに買物ができるわけでもなく、私の助けが常に必要なわけです(だって、「この、“えす・さん・きゅう”ってなに?」って“$39”って書いてあるタグを見て私に聞くくらいですから……)。そして、私が車の運転をして母をモールなどに連れていってもいいわけですが、今度はあれっくすが「そんな、予定日まで数日しかない人が車を運転してなんて……途中で陣痛が起こったり破水したらどうする気だ?」と心配して、じゃあ僕が運転するから……ということになり、結局お土産ショッピングに皆で付き合うことになり〜。

はるちゃんにも「(来てもらうのは嬉しいけど)おかん来るとおかんの世話も結構大変やろ」と共感してもらえて、なんかちょっと嬉しかったりして。やっぱり経験者は語る、ですな。

でも、ひさしぶりに母と一緒に買物に行ったり、アメリカのものを色々説明して買物したりってすごい楽しいです。それに、母は普通のスーパーでもターゲットのようなお店でも、イチイチ感動して隅から隅まで見て歩いてくれるので、なんか妙に誇らしかったりして(アメリカも捨てたもんじゃないでしょ?みたいな……←いつもはアメリカの悪口ばっかり言ってるくせに)。それに、生まれちゃったら私は買物に付き合うどころじゃないから、今のこの短い時期に楽しめるだけ楽しんでおきましょう。

というわけで、この週末、母に付き合ってズ〜〜っとモールやらデパートやらうろうろしておりました。まあ、歩いた歩いた。予定日前でまだ出産の兆候もないし、歩いてもしんどくないから運動になってちょうどいいんですけど、とにかく日中ずーっとそれで、夜になると疲れて母はぱたんと寝てしまい、その母の寝ている部屋に私のパソコンがおいてあるため、今度はぱたがネットできない……というサークルにはまっておりました。そのため「産休入ったらメールやらネットやらしまくるから!」と予告していたくせに、ほんとーになーにもしておらず「もう生まれたんじゃないのか?」とかなりのご心配をかけている模様でして……メールを下さっている皆さま、ほんとにごめんなさい!!ちゃんと読んでるんですぅぅ!!ただ、返事を書いている時間が……うううー。


1/29/2002

■ぱた母の大冒険、の巻。

明日予定日なんですが、身のこなしが軽やかで「とても妊婦とは思えない」ぱたであります。生まれる兆候もほぼないんですが、「予定日」は果たしてどこまで当てになるのか?!そういえば、こないだ叔母からメールが来て、「私の最初の出産の時も、初産だから遅れるでしょうーっていう事で予定日当日家族で鍋をして楽しく過ごしたら、その夜破水したのよ」と教えてもらったり、更に掲示板でははる。さんからも「予定日はあなどれない」という経験談を頂き、私もなんだかんだ言って生まれるかも?なんて思ったりして。

さて、この数日のぱた。っていうか、ぱた母。

結構ねー、「出産の時に日本からお母さんにお手伝いに来てもらうのは、とっても有難いけど3倍疲れるよ」みたいなことを聞いてたんですよ。それもかなりの割合で。で、そのココロは「お土産ショッピング」なんだとおとついは思っていたんですが、更に理由がわかりました(笑)。

ぱた母事件簿・その1:
二日前の夜、ぱた母と一緒に一日中お土産の買物に付き合っていたのですが、どうも夜にメールをしたりしているうちに「あら、あの人にも買っとかないと」みたいなことを思いだしたらしきぱた母。しかし、予定日数日前の娘とそのオットを引っ張り回したことにちょっと負い目があったのか、「一人で歩いて行ってくるから、心配しないで」と言って出掛けていきました。うちのアパートから歩いて5〜10分くらいのところにモールがあるんですわ。モールまで一本道だし絶対迷わないだろうし、そのモールは既に2回も行ってて(って、まだアメリカに来て来て3日くらいなのになぜそんなに行ってるのか……はぁ)あちこち歩いているから、母も大丈夫だろうなーと思って、私達は送りだしたってものです(しかし、ちょっと心配で私の携帯を持って出てもらった)。

そうしましたところ、2時間ばかりしてうちに電話が。「今私どこにいるのか分からない……帰れない……」

どこにいるのか分からないって……モールまでマジで一本道で、アパートからモールが見えるくらいの場所なんすよ。どこで迷うんだろう?と疑問に思うほど。で、よく話を聞くと、モールの中で迷って、変な出口で出たせいでどこにいるのか分からなくなっている様子。

「だからー!クレート&バレル(ここには二人で行って、その出口から出たので分かっているはずの場所)の入り口から入って、そこから出たらいいって教えたじゃない!そこから出たらその後まっすぐ歩いたら家に着くんだから」といったところ「でもね、前に歩いている人がいてね、その人の後ろに付いていったらね……」と泣きそうな声で説明をされるぱた。どうやら、ここから入ってこう歩いて、こう出なさいね、と説明されていたのに、「そんなのぱたの言う通りに歩かなくたって私、分かるわ」とばかりに、他の入り口から入ってモールの中に入ったらしいんですよねー(まあ、モールは巨大だから、外から見てすぐに分かるし、どこの入り口から入ってもモールの中に入ることは出来るわけだし)。そこで、買物を終わらせて、いざモールから出ようと思ったら、「クレート&バレル」の出入り口の場所もわからないし、自分が来る時入った入口から出てちょっと歩いたら、なんかとんでもないところにどんどん行っちゃって訳がわからなくなった……ということらしい。

道行く人に、なけなしの英語力をフル活動して「ここはどこですか」と道を聞いても、返された返事は英語のため、まったく聞き取れないわけでして、無闇にあちこち歩いて迷子になってしまった……というわけだったのです。

で、いっくら「で、いまどこにいるの?」と聞いても「自分が今どこにいるか分からない」という返事。何が見える?って言っても、「あのねえ、車がいっぱい走ってて、ブルトーザーがあって、なんか工事してるみたいな……こんなところ見たことない……」なんていって、全然参考にならないし。

あれっくすは「あああ〜〜!僕が探しに行ってくる!今いるところから動くなって言って、見えるものを聞いて!」と既にコートを着てブーツを履きかけております。で、心細げな声を出すぱた母を叱咤して、周りに何が見えるかを聞きだすぱた。それで「どうやら道の向こう側の、別のビルの裏にいるらしい」と推測し、ぱた母に、「そこからいったんまたモールに入ってね、その後ヴィトンとかティファニーとかがあったほうのビルに来れる?そっちがクレート&バレルの出口のあるビルの方なの。今いる側のビルの反対側だから、2階に行って、そこから連絡通路を通るのよ」と説明をするも「もう分かんない〜!」と半泣きのぱた母の声。ひょえー、ここで逆上されてパニックになったらどうしよう、と私も焦る。

とにかく、ヴィトンのお店がわかったらまた電話してね、といって携帯を1回切ったのですが、あれっくすに「そんなふうにぱた母を歩かせないで、僕がぱた母のいるところに迎えに行ったほうがいいって!ちょっともう1回携帯に電話かけて、ぱた母にそういいなよ」と指摘され、それもそうかと思ってもう1度携帯に電話するも、誰も出ない……

そういえば、ぱた母には「携帯からうちに電話をかけるときのかけ方」は教えたけど、「電話が携帯にかかってきたときの取り方」は教えてなかったのでした……ぱた母にしてみれば「迷子になってるのにこの電話なんか鳴ってる〜。どうしよう〜」と余計パニックを煽ったに違いありません。

あれっくすは、分かった、それじゃあヴィトンのお店のあるほうの駐車場に取りあえず行くから、連絡があったら僕の携帯に連絡して、と言い置いて飛び出してきました。彼が出ていった後、外を見ると既に真っ暗。私も「はははー、迷子なんかになって」なんて笑ってられなくなり、はらはらしながらどうなったことか緊張しつつ家で連絡係として待機。

そうするとぱた母から電話がかかってきて、どうにかこうにかヴィトンのお店の前にいる〜。とのこと。あれっくすに連絡してその旨を伝えたのですが、どうもモールの入り口が既にしまっていて外からは入れないらしく、ぱた母に出てきてもらうように連絡して、とのこと。しかし、ぱた母に折り返し話しても、どの出口からどうでたらいいか分からない……というし(そう、英語がまったくわからないので、こう書いてある出口からといっても母には分からないわけなのだ。なにかヴィトンとかティファニーとか、母にも分かりやすい目印じゃないと)、もう「それじゃあ、そのモールにあるゴディバの横にあるレストランに入って、すみませーんって顔してそこ突っ切って出ておいで!」と強硬手段。そして、あれっくすに「ぱた母はあのレストランから出てくると思う」とまた連絡。あれっくすに「レストランから〜?何でよ?」と言われるが、もうそれが一番早し(笑)。

結局1時間後、ぱた母は無事に保護され、家族の元に戻されました(笑)。

ぱた母事件簿・その2:
これはたいしたことじゃないんですけどね。私達も時々やるようなミステイクですので。

朝起きて、お鍋に水を入れて沸かそうとしたぱた母。

ほら、アメリカのってコンロが正方形に4つあって、それぞれのスイッチは向こう側か手前にズラーと並んで4つあるじゃないですか。で、どのスイッチが4つのうちのどこのスイッチに当たるかって、スイッチの横に前とRearとFrontって書いて表示してありますけど、ぱた母読めませんからね。沸かそうと思ったお鍋は前側に置いておいて、火は後ろ側に付けておいたらしい。しかも最高火力で。そして、ぱた母は、使ってないフライパンをその後ろ側のコンロにかけておいたわけですよ。

しかもそれ忘れて、掃除なんかを始めてしまい、1時間もそのまんまにしていたそうで……。で、気が付いたらフライパンすごい事になってた……です。あれっくすが台所に行ってそれを発見、慌てて止めたというわけ。

「おかーさん!フライパンなんで燃えてるのよ!」と言ったところ「え?」と……。ちょっと奮発して買った「テフロン加工のついてるちょっといいフライパン」はすっかりダメになりました……っていうか、火事にならなかっただけよかったっス、マジで。

ぱた母事件簿・その3:
そのフライパン事件の直後。こっちは「あー!フライパンから火なんか出して〜!」と怒っておったため、ぱた母も元気がなかったのですが、しばらくしてぱた母が泣きそうな顔で「なんかね、変なの」と告白。「おしっこすると痛いし、出してもまだ残ってるみたいな感じがして……」

私も持病で何度もやってるから、それ聞いて膀胱炎だなとピンと来ましたよ。しかし……何もよりによって今ならんでも……母曰く「なんか、昨日の夜から咳が止まんなくて、夜もよく眠れてなかったの。おしっこも近いし、なんか疲れて風邪引いたのかなあ、って思ってたんだけど、今、ほんとは咳するとのどじゃなくて胸が痛くて、ちょっと我慢できなくてね……それで今日はおしっこが変でしょ……」だそうで、ちょっと涙目。

「あんた膀胱炎はよくやってるから、薬なんか持ってないの?それ飲んで治すわ」というのですが、膀胱炎というのは甘く見たらあかん。ちゃんと抗生物質を飲んできちんと治さないとぶり返すし、私が持ってる薬は7年以上前に日本でもらってきた抗生物質だから(お守り状態)、そんなの飲んでも大丈夫か分かんないし、胸が痛いなんてただ事じゃないですよ、特に母は年齢も年齢だし。病院に連れていかないといけません。しかーし、あれっくすは学校があって既に出勤した後。車がないとどこにも行けない私達は顔面蒼白です。

とにかく、病院には行かないといけないわけで、病院探しから。しかし、どこの病院もすぐは見てくれない。予約取れるのは2週間後とかそんな感じです。それに、よく考えたら医療費のこともある。いきなり膀胱炎で20万円も請求されても困るわけで、保険が効くところに行かねばならんわけです。で、まずはぱた母の入ってきた海外傷病保険のパンフレットを出してくることに。

カスタマーサービスに電話をかけて、ぱた母の保険のサービスが受けられる病院の問い合わせをするのも私。ぱた母はもうぐったりです。そしてあれっくすに電話して「母が病気になったから、ドラッグストアで咳の薬とクランベリージュース(膀胱炎になったときの暫定処置。これは酸性が強いし、飲むとおしっこがいっぱい出るので痛みがちょっとマシになる)を買って来てくれない?」と頼む。あれっくすは、こういう日に限って昼休み1時間しか空いてる時間がなく、学校→アパートまで車で20〜30分はかかるので、まさにとんぼ返りでクランベリージュースの世話をする。

そうこうしてると日本の保険会社の方から電話があって、うちの近くの病院を紹介してもらい、そこだったら今日行けば診てもらえます、と教えてもらう。しかし、あれっくすは夕方まで学校だし、車がないと病院にも行けないからってことで、ぱた母に「あと4時間くらい我慢してて。クランベリージュース飲んで」と力づけながら寝ていてもらい(その間、ひっきりなしに咳をするぱた母)、私ははらはらしながら看病を……

母は「あんたらに迷惑ばっかりかけててて申し訳ない」とか言いだすし、おかん、そんなに落ち込まんでも〜、元気出してーっていいながらクランベリージュースを飲ませたのですが、だんだん体がしんどくなると正直になってくるのか「このジュース、酸っぱすぎる……いやん……」なんて言うぱた母。きぃぃぃぃ〜〜〜!それならお茶でもいいから飲みなさーい、といいながら、フト、いったい誰が何の手伝いに来たのか?とおもうぱたですわ。

まあ、いきなり慣れない国に来たし、疲れてるから体調も崩してるのに買物に毎日行ったり迷子になったりして、フライパン燃やしたことで緊張の糸でも途切れてこういうことになることもあるんだなあと実感。それにしても、生まれる前でよかったー。これで生まれてたりしたら、あれっくすが発狂したことでしょう(笑)。

さて、その後あれっくすが帰ってきてから、教えてもらった病院に3人でゴー。「彼女は英語が話せないので、私が通訳をします」と言って病院では母に付き切りで「彼女は咳も止まらないと言っています」「その咳はいつから出てるの」「おかあさん、咳はいつから出てるって先生が聞いてるよ」「痰は出てない?」「痰は?」なんてやる私。トイレでおしっこを取る説明も、「このカップに取るのよ。内側触っちゃダメって言ってるから。後このアルコール綿でね」とぱた母に説明。一つ一つが日本と微妙に違うので戸惑うんですよね、こういうの。

しかし、さすがにレントゲンは、妊婦なので付き添えないと言われ、今度はあれっくすがレントゲンに付き添って母に通訳。「息止めてって言ってるよ」なんて簡単な日本語ならあれっくすも使えるわけで。あー、でも片言でも日本語がわかるオットでよかった。

そのあと、ドクターの診察に。診察をしたドクターが、なんというか「呼んだらツボから出てくるような容貌の」ドクターだったんですわ。「ご主人さまー」なんて言いつつ、ひょーんって出てくるちっくだし、外国語のアクセントも強いし。しかもガム噛みながら診察してるし、病院は今にも崩れそうな建物だし、診察台もぼろぼろに破れてて、血圧計も壊れそうな感じだし、洗面所のシンクも割れてるし、電気も切れかけててうすぐらーいし、あれっくすも私も、ドクターがいるときは真面目な顔をしていたのですが、出ていったら「この病院って……ほんとに営業してるのかって感じだよね」「あのドクターも怪しい感じだし……ははは」「来週もう1回ここ来たら、この建物スターバックスになってたりして」と日本語で悪口(?)を言いまくる。ぱた母、一日中ずーっと元気なかったのですが、インチキちっくなドクター登場のお陰でいきなり元気になり、「あの先生さあ、近づくとポマードの匂いがすごかったよ」とか嬉しそうに会話に入り……病は気からか?

例のドクターが戻ってきまして、検査の結果、「膀胱炎と気管支炎」でした。なにか、どっちもかなりひどかったらしいです。抗生物質を7日分もらい、気管支炎の薬ももらいました。保険の請求があるので、この海外傷病保険のの紙に書き込んで欲しいのですがーと頼んだところ、面倒だったのかなにか分かりませんが、薬代は全部タダにしてくれました。びっくり。治療代も180ドル。1000ドルくらいは軽く取られると思っていたあれっくすと私はでっかい安堵のため息ですよ(いくら保険で出るとしても、これは日本に帰ってから母が請求してもらうわけですから、その1000ドルは当座は私達がクレジットカードで借金して支払わないと……と心配していた)。なのにぱた母ったら「え?日本円で2万5千円くらい?エライ高いわね〜」などと……口から元気になりおって!

しかし、3人してあのドクターをこき下ろしていたのをふかーく反省しました。お薬は無料にしてくれるし、診察代も安いし、とってもいいドクターでしたよ。お陰で母も元気になりましたしね。ちなみに、あれっくすが「ドクターはどこ出身なんですか?」と聞いてみたところ、フランス人とギリシャ人のハーフと教えてくれました。それでああいう容貌になるのかー不思議、ギリシャの血が強いのか?なんて思いました。

というわけで、いきなり「ぱた母の冒険」でした。しっかし、ほんとに生まれる前でよかったっスよ……これだけ大騒ぎになったわけですし。それから、出産に日本からお手伝いに来てもらう予定の妊婦さまがた!早めに来てもらって、アメリカに慣れてもらったほうがよろしいですよ。あと、だんなさまに簡単な日本語を教えておいたほうが、自分の負担を減らせるでしょう……

ちなみに、ぱた母今すごーい元気です。悔しくなるくらい。「アメリカの掃除機は重くて使いにくい!」と文句を言いながらフルパワーで掃除してくれてますので、悪口はこの辺にしておきます(笑)。


1/30/2002(40週目)

■予定日に働いてますの巻。

40週目です。ってことは……そう!今日は予定日なんですわ〜。
で、私が今どこにいるかと言いますと。なんと

会社

です。この期に及んでまだ仕事してます〜〜(笑)。

実は会社から連絡がありまして、日本語関係の急ぎの仕事(来週の火曜の会議まで)が入ったらしいんですよ。もう産休に入ってることだし、本来ならば「ぱたはいませんので」というべきところなんですけど、これだけは!どうしても!今!ということらしくて、秘書の人から「もう生まれた?まだ生まれてない?この仕事大急ぎで出来ないかなあ?」という打診の電話が昨日かかってきたんです。

家で仕事やって、出来たモノを会社にネットで送るという方法も考えてみましたが、会社には日本語が読める(つまり、送られたモノを見てプリントアウトして、会議に提出できるようにファイルに整えられる)人がいないわけで、かといって家でファイルにまでしようと思うと、会社に比べて設備が整ってないので結構面倒。ってことは、やっぱり会社でさーっと仕事したほうが早いし楽かも、と思いまして出社と相成ったわけです。

「仕事に行くから、会社まで送ってよ」と言ってみたところ、あれっくすにねえ……「なにぃ〜〜!わかってんのかぁ?今日は予定日だぞ!!なんなんだ!!」という目で見られました(笑)。そうだろうそうだろう。お腹の赤子は半分は彼のものだしなあ。その気持ちはわかる。

しかし、マジで意外とへっちゃらなんですよー。陣痛の兆しもぜんぜーんないし(前駆陣痛すら感じてない)、立ち上がったり歩いたりも全く平気。恥骨も腰も骨盤もどっこも痛くないし。ほんとに予定日なのか?っていう軽やかな動きをしているらしく、会社のメンバーには「見てたら心臓に悪い!」といわれてしまう有り様。

どうなってるんですかねえ。なんか、まだお腹に入ったままでもいいやーとか言ってましたけど、だんだん「いつ出てくるんだ?大丈夫なのか?」と思い始めて来ました。出産はめちゃ怖いですけど、なんか怖いとか言ってる場合じゃないっちゅーか。仕事やらぱた母の冒険やら(笑)。

でも、こういう感じで実は良かったのかも知れませんわ〜。何にもすることが特になくて、ゆっくりお家で待ってたりしたら、恐怖感がヒシヒシとつのってきてたかも。痛がりで怖がりの私にとって、こうやって「忙しい忙しい」「うも〜!もういやぁーん!」なんて言ってるほうが楽でいいんだと思います。はい。

そういや、獣医のまゆさんからメールが来てて、予定日より2日早く1/19に無事出産されたとのこと。まゆさんとはさらに予定日が近いはずだったのに、あーん、なんでみんな先に行っちゃうのぉぉ〜。な今日この頃です。


1/31/2002

なんか皆さんにご心配かけてしまったようで、ぱたのたまごに長々レポートしたことをちょっと反省しとります。ぱた母は元気です。もうすっかり膀胱炎も気管支炎もよくなって、フルパワーであります。

しかし、ぱた母がいるとアパートがきれいなんですわ。今までこんなに掃除されていたためしがない、文字通りほこり一つない、と言うくらいきれいな上に、バスタブとかシンクが「光り輝いて」るんですが……今まで私とあれっくすがやってた掃除はいったいなんだったのでしょうか。←ほとんどやってないという話も……

朝起きたら、バスルームも含めてアパート中がきれいで、朝御飯(しかも和食)の準備がしてあって、洗濯物が畳まれて部屋の外に置いてあるなんて、18歳で親のうちを出て一人暮らしをし始めてから1回も味わったことのない極楽です。ざっと考えて13年ぶり?

それにしても、親って有難いですほんと。あんなに大冒険してもらった後でも、来てもらってほんとによかったなーとしみじみ。これから赤子が生まれた後のヘルプもあるとほんとに心強いです。


2/1/2002

■おしるしの巻。

いやあ、予定日過ぎても全然気配もないわーと思ってたんですが、予定日超のデカ腹の写真をデジカメで撮ろうとしたところ、ちょうどよりにもよってデジカメが調子が悪い。シャッターが切れないんスよ。

取説を見ながら色々いじってみたんですが「お店に修理に出して下さい」レベルの故障であることが判明。えええ、出産の模様を撮る予定だったから、修理に預けて下さいなんてそんなん困るんですけど〜!ってな所です。とにかくいつお産になるか分からないんで、ノンビリ修理に出しているわけにも行かず……「もったいないけど新しいの買おう」という、こういう非常事態じゃなかったら絶対に下さない決断を下すぱたとあれっくすです。

で、パソ屋にデジカメを買いにゴー。故障してるのがソニーなので、今度もソニーにしないと今持っている(そして出産時の模様を撮るために買っておいた新しい)メモリーカードが使えないって事で、ソニーに。しかし、ソニーの今出てるデジカメはどうも余りデザインがカッコよくない。しかも、今売ってる新しいモデルと、私達が持っている故障しているデジカメでは、ケーブルやACアダプターの互換性がないようで、結局新しいデジカメ用に色々アクセサリーを買い直さないといけない模様。うー。それならキヤノンとかオリンパス(の方がデザインが素敵)にしちゃったほうが……と思ったりしながらうろうろ選んでいたところ。

ありゃ?これって陣痛?っていう雰囲気が腹に〜。痛くはないんですが、すごいぎゅーって押されてる気がして、しばらく普通に歩けない。ちょっと止まって壁によっかかったりして。10秒もしないうちに元気になったのですが、「アレハナンダッタンダロウ……」と思いながらまた歩いていると、15分ほどしたらまた「ぎゅー」と。

それにしたがってお腹の中の赤子はぐりぐり動いてるし、何だか変な気持ちになってきました。うーむ。ってことで、トイレに行ってみたところ!

「おしるし」がありました〜。便器に腰を下ろしまして、ほーっと息をつきながらノンビリとおしっこをし、ふと下着を見ると!をを!これがおしるしっスか?と思いつつじーっと見つめてしまいました。いわゆる血が出てるんですが、なんて言うかねー「鼻水と鼻血が一緒に出たような」というか。ちょっとキショイですが、なんか分娩の最初の段階だと思うと美しく思えてしまうという。

ちょっと嬉しいので、今買ったばかりのデジカメで撮ろうかと思ったんですが、よく考えたら単なる「ぬるぬるした血がついた下着」でしかないかも……と思って思い止まりました。はは。

おりしも今日は検診の日なので、夕方に産婦人科に行ったときに、このことドクターに言ったんですよね。そしたら、「おそらく出産のごく最初の段階になってるんでしょうね。」といわれ、私は、何となくそうなのかなーという気はしていたのでそうでもなかったのですが、あれっくすは「ええ!本当に?」と目を真ん丸に。しっかし、どう見ても私よりもあれっくすの方が緊張しており、ドクターに「あなたの最初の子供でしょう」とすっかり見透かされたことを言われておりました。

内診をしたんですが(初めて女性に内診された……ちなみに今日のドクターは奥さん先生)、「子宮口がかなり柔らかくなっていて、もう1センチくらい開いているみたいです。」とのこと。だからどうっていう風には言えないらしいけど、このまま出産が進む可能性もあるよとのこと。

「分娩に入ってしまえば、あとは運動しようが何しようが分娩は進みますから、“歩いたほうがお産が進む”“運動したら早く生まれる”という台詞(←日本の妊娠本によく書いてありますよね〜)にはだまされないでゆっくり休んで下さいね。動いたら疲れるだけですよ、分娩のための体力が必要なんだからリラックスして、水分をたっぷり取ってお家で待機して下さい」とのこと。

って訳で、こうやってレポートを書いてるんですけどね〜。しかし、陣痛なのかどうなのかよく分からない(お腹が押されてるような感じだけ)ので、何秒間陣痛が続いて、何分間隔なのかよく分からないんですよ。だから、自分のお産が進んでるのかどうか?だし、病院に電話するタイミングもよくわからない。「陣痛になったら“あんまり痛くない”なんて言ってられなくなるくらい痛いはず」なので、押されてる感じだけでよく分からんと言ってるうちはまだなのかー?と思いながら、最後になるかも知れないデカ腹の写真を撮りまくりつつ、秒針のついた腕時計を眺めております。

……もし出産が始まりましたら、この更新もしばらく無くなるかも。でも、掲示板に経過を書いてもらうようにお友達に頼んであるので、生まれましたら掲示板でお知らせします。よろしくお願いしまーす。あーどきどき。


2/2/2002

簡単にご報告。まだ生まれてません……

昨日は陣痛(?)らしきモノが不定期ながら来てたような気がしたんで、すっかり今日出産になるのだと思っておったんですが、昨日眠ってから、今日の朝すっきり起きたら既に「10時」、そして、陣痛らしきお腹の張りも何も感じず……

なんじゃ〜!陣痛どっか行っちゃったのかぁ?昨日の↑のたまごに、生まれるかもとか書いたっちゅーのに!2/2生まれのぞろ目になるかと楽しみにしてたのにぃ〜。と思いつつ一日過ごしました。結局陣痛らしきモノは今日一日来ませんでした。くすん。

実は、昨日の夜、あれっくすは異常〜に緊張してたんですよね。産む私よりもあれっくすの方が緊張してるんじゃないかって言うくらいで。それでも平常を装って、リビングで寝そべってテレビを見ているように見えたのに、手のひらを触ってみたら、ひそかに汗をじっとりかいてたりして。また、手のひらの汗を見破られて「そうだよ緊張してるよ初めての子だもん何が悪い」と開き直った後は、ソワソワしてると思ったら急に懐中時計の鎖を磨きだしたり(なぜこんなときに鎖を磨くのか?)。

緊張度ではぱた母も同じくらいで、立ったり座ったり台所で「がちゃーん」と言わせたり(何をしたのか見るのが怖いので見に行かないぱた夫婦)、誰が産むんですか、私ですよ、まー二人とも私の落ち着きをご覧なさい!というくらいナーバスになっとりました。

しかし、二人とも「ぱたの変に落ち着いた態度を見ると余計緊張する」と言っていた……。緊張って、先に相手にされると残された方が出来なくなるって言うけど、それでぱたは緊張しそこなってしまっただけだと思います。

私の感覚では、まだ規則的な陣痛でもないし、わざわざ人に言うほどのこともないよ(といいつつたまごに書いてたけど)って二人に言っていたというのに、まーぱた母は日本の親戚家族一同に、あれっくすも自分の家族に「ぱたが出産の兆候あり」なんて先走って報告したためか、まー今日はお問い合わせの多いこと。なんか、陣痛もなくダラダラしている自分が申し訳ないくらいですわ。

お腹をペシペシ叩いて、いつ出てくるの〜?と聞いてみましたが、何だかしばらく出てこなさそうな感じです。周りが浮かれてるからわざと出てこないのか?チイサイヒトよ〜。


2/3/2002

■偽陣痛で産婦失格で落ち込みの巻。

昨日の↑コレを書いた後、「らーいぶ!ふろむ・にゅーよーく!いっつ・さたでーなぁーいと!」(アメリカにお住まいの方はみなさんご存じの、NBCの「サタデー・ナイト・ライブ」)を見ていたら、陣痛のような弱い痛みを感じだしました。

なので「おぉ〜!」と間隔を計ってみたところ、15分、14分、7分、8分、22分……という感じでばらばら。いやあ、まだまだねえ、といいながらテレビを見つつ、それでもしつこく計っておりました。その後A&Eチャンネルでコロンボを見ながら、夜中の3時ごろまで起きてたんですが、間隔は不定期なまま。痛さもさほどじゃないんで、「じゃあ寝るか〜」とベッドに入ったんですな。

そしたら、今日の朝6時半に、腹痛で目が覚めました。うぅ、お腹が痛いぞー。と思って目を覚まして時計を見ると6:30、しばらくしたら収まって、また痛くなって時計を見たら6:37。この調子で1時間ほど痛くなるたびに時計を見ていたところ、きっちり7分間隔で痛くなるではないですか。

陣痛でしょうかねえ。そんなに「我慢できないほど痛い」訳じゃないんですが、やっぱり痛いっス(あ、今これ打ってるときも痛くなってきた。ううう)。

なので7時半の時点でシャワーを浴び、更に時間を計ると6分間隔に。あれっくすとぱた母も起こしてその報告(そしてこうやってたまごの更新……)。こりゃ本物かも知れません。これ、アップした後、病院に電話かけまーす。病院に来いと言われたらこのまま産みに行くかも知れません。がんばるじょ〜。

後で「ぱたのたまご・孵化編」として、出産の模様もレポートする予定なんですが、取りあえず書けるときに書いとこうと思って、ライブで現状をこまめアップ(何してるんだか……)。題して「らーいぶ!ふろむ・でとろいと!いっつ・べいびーでぇりばりぃー!」ですね。

上を書いてから病院に電話をかけましたところ、ドクターに「あと1時間くらい様子見て、定期的に陣痛が来てるようなら病院へ来て下さい」といわれ、朝10時ごろに病院に行ったんですよ。そしたら、腹にモニターみたいなのを取り付けて陣痛とチイサイヒトの心音をグラフにして出力してくれたんですが、それによると陣痛がまだ5分間隔とのころ。更に、内診しても子宮口も1センチしか開いてないし、破水もしてないので1回家に帰るように言われました。

「まだ」5分間隔って……「もう」5分間隔の間違いじゃないのか?日本だったら10分間隔になったら入院するのに〜!と言いたい私。ナースに「3分間隔になったら病院に戻ってきてね」と言われてがっかりするぱた&あれっくす。

というわけで、大荷物を抱えて病院に朝行ったんですが、返されてすごすごとアパートに戻ってきております。現在昼の2時。陣痛は4〜5分間隔で、ちっとも3分まで縮まりません。陣痛中はかなり「痛い」って思うようになってきたのになぁ。ちなみに、現在の陣痛の感じは「下痢気味でトイレに行きたいけど、授業中だし、トイレで大をしたということでクラスメートにからかわれるのがイヤなので言い出せずじっと我慢していて、授業の内容が上の空の小学生」のような気持ちです(笑)。痛みに波があるところも一緒。一波こらえると、次の波はデカイっスよ。

アタタ……今しばらく陣痛来てました。ううう。陣痛こらえながらパソに向かって、収まったらパチパチ打ち始める自分がなんか訳もなく笑える。早く3分間隔になりますように〜。

今夜の7時です……家にいます……しかもまだお腹にチイサイヒトが入ってます……。

4時ごろまで我慢して陣痛をこらえてたんですが、4分間隔よりも短くならないけどどんどん痛くなるし、ドクターにもう一度電話したら「じゃあ病院に来てみて下さい」と言われてあれっくすと二人病院へ再び参上。しかし、前回のことがあったので、荷物はトランクに入れたまま体だけ病院に行く私。大荷物をもって「家に帰って下さい」って悲しいんですよ、すごく。

病院に向かう間も、陣痛は痛いし、4分に一度来るからすぐにまた痛くなるしで「いよいよ今度こそ生まれるのね!」と思ってたんですが、病院についてまたモニター類を腹に付けてグラフを出したところ……

陣痛いきなり10分間隔になったんすよ……なんで??

私もあれっくすも、グラフを見て真っ青になったんですが、だからと言って陣痛を何とかして起こすわけにも行かず、「ううう、何で?さっきまであんなに頻繁に陣痛来てたのに……」とオロオロ。看護婦さんの目が「初めての子供だから焦ってるのね。初々しいカップルだこと」なんて語っているようで妙に恥ずかしく(笑)、「本当に!さっきまで4分間隔だったんです!」と聞かれもしないのに言い訳している二人……

「今まで来てた陣痛は、前駆陣痛じゃないのかしらねえ……たまたま定期的に来てたように感じただけで」とか言われてしまい、なんか負けたみたいな気分の私。追い撃ちをかけるように「本当の陣痛は、きっともっともっと痛いからすぐ分かるわよ」とか言われちゃうし。しかし、本当に朝の6時半から10時間以上定期的に来てたんだもん!しかも最後の方は口も聞けないくらい痛くなってたんだよ!!あれで前駆陣痛なんて思わないよ〜。と心の中の声が叫びまくっておりました。

まあ、内診の結果も「子宮口2センチしかひらいとりません」ってことでして、「お家に帰って下さいね」攻撃、本日2回目を経験してしまいました……あー、あんなに産む気になってたのに……

って訳で、淋しくたまご更新しています。いつ「生まれました」って報告できるのでしょうか……うー。しかし、焦っても出てこないものは出てこないからなあ……あああああ〜。

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