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もしかしたら、全然面白くないかも知れません。コメディーってのは、かなり、アメリカの「笑いの常識」を前提に作られています。この笑いが分かると、アメリカのセンスに一歩近づいているかも(それは決して良いことではないかもしれませんが)。
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Rushmore (1998)
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この映画は、コメディなんですが、なんていうか青春もの。見た後に、ちょっと感動しちゃうような映画です。
マックス(Jason Schwartzman)はどの学校にもいるような「出たがり」な男の子。彼の通う名門私立学校「ラッシュモア」で、生徒会には出るわ、いろんなクラブは作るわで大忙し。人望があるかっていうと・・・よくいるでしょ、こういう子。ところが成績が落ちてしまい、奨学金を打ち切られることに。公立の学校に通うことになってしまいます。
少年の初恋が胸にいたいっす。彼のキャラがああだからもあるんだけど、本当にねー、私が恋されたあの先生だったらどうしたかしらなんて、もう自分は彼の年齢じゃないのね、って思ってしまった。完全にコメディなんだけど、少年が成長する、その瞬間をうまくフィルムに収めた、そんな感じがするとっても素敵な映画です。
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Rush Hour (1998)
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これ、アメリカンコメディっていうか「香港コメディ」ッス。ジャッキーチェンだし。香港チックっていっても、ジョン・ウー監督が作るハリウッド映画的に香港チックなのじゃなくって、ほんとに香港映画なんだもの。まじで。アメリカだとあんまり香港映画が見れなくてさみしい思いをしているぱたには、ぴったりの一品です。
中国大使の娘が誘拐されれ、大使のたっての願いで香港から敏腕刑事のリー(Jackie Chan)が呼び寄せられる。もちろんよそ者の介入を嫌うFBI、なんとかリー刑事を捜査に介入させないようにと妨害工作を考えます。ロス市警の刑事、ジェームス・カーター(Chris Tucker)は特別任務を任されたと勘違いして、大張り切りでFBIに協力しに向かいます。ところが下された任務は「リーのお守り」。腹をたてた二人は、思いがけずにコンビを組んで誘拐事件に立ち向かいます。
まあ、話はありふれたFBIを尻目に誘拐事件を解決しちゃう二人の刑事・凸凹コンビの話なんですが。一人が香港から来て英語があんまり話せない、けどカンフーはすごいっていうありがちな「アジア人の驚異」を演じるってところも典型的で、はいはい、って感じで見てましたけどね。これのどこがよかったのかっていうとー。
香港映画って、お約束のように最後のクレジットのところでNG集流すじゃないですか。この映画でもこれがあったのですよ。で、その中で、ジャッキー・チェンが台詞を何回もとちり、クリス・タッカーにからかわれて「英語を話すのに緊張するんだ!!台詞が英語のせいでうまく言えないんだ!」とカメラに向かって叫んでいるというのがあって、ああ、この気持ち分かる〜、ジャッキー、私はあなたの味方よん、なんて共感しておりました。
映画の最後にクリス・タッカーが中国語をひとこと話すシーンがあるのですが、たった三語の中国語なのに何度もとちり、ジャッキーが鬼の首を取ったように、「ほらね!たった三語の中国語も言えないだろ!僕の英語がどれだけ大変なのか分かるかあ?!」と大喜びをしているシーンが流れていたのですが、それを見たあれっくすが「あれ、ぱたにそっくりだよ」とつぶやいていました・・・
あれっくすはこういうNG集を見るのは初めてらしく、「この映画はこの部分だけでも見る価値があるな」と感心していた。どうですか、アメリカ人のお友達と一緒に?
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The Truman Show(1998)
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ジム・キャリーといえば、こてこてのコメディーばかりに出続けていて、多くの人に「ばかな俳優だ」と思われているのではないでしょうか?私も、実はそう思っていました。
ところがこの映画を見て、考え方変わりましたね。この映画もコメディーなんですが、彼にありがちなばかばかしいコメディーじゃないんです。見ている間はちゃんと笑えて、見終わったあとも、ちょっと考えちゃうような、そんな映画でした。
トゥルーマン(Jim Carrey)は極普通の保険会社に勤める会社員。きれいな奥さんとすてきなお家、親友に囲まれて何不自由ない生活を送っています。・・・しかし彼は世界で初めて、会社の養子になった人物。実はトゥルーマンが生まれてから、その人生のすべてはその会社によって、「トゥルーマン・ショー」として放送され続けていたのです。
真実ってなんなんでしょうね。私たちのこの生活も、実は大きな芝居の一こまなのでしょうか。私は一番最後のシーンが衝撃でした。もし自分が船出して、トゥルーマンのようなことになったら・・・
ご存じのように、あれっくすは哲学者なので、この映画のあと、なんだか難しい話をたくさんしていました。単なるばかばかしいコメディーじゃない、ジム・キャリーの新しい魅力をお楽しみください。
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The Big Lebowski(1998)
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コメディーです。アメリカのコメディーは日本人には分からんよ、という持論を持っていましたが、撤回しつつあります。もしかしたら、私がばかばかしいアメリカのジョークに徐々に毒されつつあるのかもしれませんが。
デュード(Jeff Bridges)は同名・別人のレボウスキーと間違えられて、ひどい目に合います。文句をつけに行ったところ、汚れ仕事を請け負うことに。
実は、この映画を見てからしばらくたっているので、筋をよく覚えていないのですよ。筋が云々よりも、面白かったな〜、という覚えしかない(いいかげんだ)。というわけで、ちかぢか見直して、書き直すと思います、上のあらすじ。
とにかく笑いました。スティーヴ・ブシーミ、かわいそ過ぎます。彼は、結構いろんな有名な映画のわき役で出ていますよね。強烈なブ男で、一回見たら忘れない印象です。最近ではアルマゲドンにも出てましたし、レザボアドッグスのミスター・ピンクも彼だし。
あと、ボウリングに行きたくなりました。
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Dancer, Texas Pop. 81(1998)
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これは、全く期待しないで借りたものです。これだけ楽しめたんだから、お金払った価値はあったと言えましょう。
内容は、コメディです。しゃべりのコメディではなく、南部の田舎町について、思わず笑いを誘うような、それでいて若い男の子達の友情に涙するような、そんなコメディです。
テキサスにある田舎町、ダンサーは人口81人の、小さな町。誰もがお互いをよく知っていて、一生ダンサー以外を知らずに年老いていく人がほとんど。そんな中、晴れて高校を卒業した4人の男の子は、かねてからの約束の「高校を卒業したらこんなしけた町は後にして、4人でロサンゼルスに運試しに行く」に心をときめかせます。運命のロサンゼルス行きのバスが出るのは来週の月曜日。それまでは、この町にいなくては。
面白いと思ったです。アメリカに住んでるっていっても、アメリカって広いんですよ。全部が全部ニューヨークみたいな大都会じゃない。っていうか、ほとんどが田舎なんです。大いなる田舎のアメリカが、一部有名な大都会のアメリカを支えているのでしょうね。
ってのはおいといて、こんな人口81人の町なんて、日本だとちょっと考えつきませんよ。どんなに田舎でも、日本だとちょっと車に乗れば都会に出てこれるじゃないですか。大志を持って都会に出る若者だって多いけど、その若者のお母さんは、意外と四駆の軽四に乗ってダイエーに夕飯の買い出しに行ってるかもしれない。けど、このダンサーはすごい。まさに週に一回しかバスが来ない、って感じです。こういうとこに住むってのはどんな感じなんだろう、こういうとこで育つって、どういう気持ちがするんだろう、って思いました。南部出身のあれっくすも、なかなか細部まで南部的でよい、といっていました。お暇なときにお試しください。
これからも続きます・・・
面白い映画を見たことを思い出したら更新しますので、よろしく。