損はしないサスペンス

最近のぱた家でのサスペンスで面白かったものか〜、という感じで思いつくままですので、順不同です。思いだし順。あと、主演俳優さんは、結構割愛してます。


Snake Eyes (1998)
 スネイク・アイズ

  • 監督 Brian De Palma
  • 主演俳優 Nicolas Cage、Gary Sinise
  • タグライン Believe Everything Except Your Eyes.
         (でた目以外のすべてを信じろ)

これは、ありがちな刑事物?カジノ舞台だし、なんかつまんなそー、と一人で思っていて長い間見なかった映画です。で、すごく暇だったので、しゃーないと借りてきたビデオを見て、いや、悪くないじゃん、と考えを変えました。

カジノの街アトランティックシティの刑事、リック・サントロ(Nicolas Cage)は、親友の海軍中佐のケヴィン・ダンが警備するボクシングの試合を一緒に見ていて、大物政治家が狙撃されるという事件に居合わせてしまう。自分の警備のミスだと自分を責めるケヴィンを慰めながら、リックは暗殺の直前に見た不審な女の後を追う。そして、次々と分かる真実・・・一体何が本当なのか?!

俗に言う、どんでん返しっぽい映画ではありますが、最後の最後に来るのではなくて、途中くらいで来ます。でもって後半はアクション映画って感じになりますが、まあ思ったよりはずっと楽しめましたね。

で、完全に余談なのですが、この、ギャリー・スニース、私どーしても名前を覚えられない。結構好きなくせに、いつも誰だっけ、とあれっくすに聞く。

あの人さ、「フォレスト・ガンプ」で、ダンっていう名前の役(両脚がなくなった士官)してたじゃないですか。そのせいで、いつあの人を映画で見ても、「ああ、キャプテン・ダンだ」と思うようになってしまった(いや、本当はキャプテンじゃなくって、ルテナントなんですがね。勘違いして覚えてしまったせいで恥をさらしています)。メル・ギブソンの「ランサム(身の代金)」でも悪役側の主役やってたけど、その時もしつこく、心の中では「キャプテン・ダン」と彼を呼んでいた。うちの弟がジャン・レノを呼ぶときに「レオン」というのと同じである。それから、レオンのなかでマチルダ役をしてた女の子、今はもう成長して、スターウォーズエピソード1に出てたりするんだけど、いまだに彼女を「マチルダ」と呼んでる友達もいるし。

でもって、「スネイク・アイズ」でも、彼またもや「ミリタリー所属のダン」なんすわ。もう彼の名前は、「ダン」とインプットされてしまいました。


A Simple Plan(1998)
 シンプル・プラン

  • 監督 Sam Raimi
  • 主演俳優 Bill Paxton、Billy Bob Thornton、Brent Briscoe、
    Bridget Fonda
  • タグライン Sometimes good people do evil things.
         (よい人々は、時々極悪なことをする)

これは、スコット・スミスの原作を翻訳で5年前に読んだことがあったのですが、非常に面白かったので、何回も読んだのです。で、やっと映画化されてこれから映画館にかかると聞いて、すぐさま見に行きました。予想にたがわず面白かった。映画の脚本も原作者が書いたらしく、非常に原作に忠実に、いやよりよく作られていたと思います。

内容は、サスペンスというよりも、心理ドラマです。しかもハッピーエンドとは言い難いです。アメリカではあまり流行らないだろうなあ、と見ながら思っていました。

ハンク(Bill Paxton)は、小さい街で妻と一緒につつましく暮らしている。ハンクの兄、ジェイコブ(Billy Bob Thornton)はパッとしないさえない男で、飲んだくれのルー(Brent Briscoe)とかわいがっている犬しか友達がいない。ハンクとジェイコブ、ルーの三人は偶然自然公園の中に墜落した飛行機を見つけ、その飛行機に現金で440万ドルが積んであるのを発見する。誰も事故のことを知らないし、このお金はなんのお金なのかもわからない。三人は、このお金をいったん保管しておいて、安全と分かったら山分けしよう、というごくシンプルなプランをたてる。でも事態は、そんなにシンプルには済まなかった・・・

やっぱアレですね、目の前にあれだけの現生があったら、いくら自制してもこうなっちゃうのだろうか、と思った。あんな自制心のありそうな人間でも、お金のために人殺しまでしちゃうだろうなあ、というか、人殺しをするのが仕方がない、みたいなモードになっちゃうんだなあ。あの辺のハンクの思考の流れは、自然に彼に感情移入が出来るような、いやはや、欲というのは恐ろしいよ、というのを実感できます。竹やぶで一億ドル拾っても、自分の物にしない方がいいかもしれません。

私はあの負け兄ジェイコブを演じた俳優さんが、アルマゲドンでNASAの長官の役をしていた俳優さんだと知って、びっくりしてしまった。こういう役によって全然違って見える俳優さんって、ぱたは好きです。


The Spanish Prisoner(1997)

  • 監督 David Mamet
  • 主演俳優 Steve Martin
  • タグライン Can you really trust anyone?
         (あなたは本当に誰かを信用できますか?)

これは、見始めた時はあんまり期待してなかったのですね。あれっくすが選んだから。有名な俳優さんも全然でてないし、映画館でやってたかどうかもよく知らない。でも、良かったっス。

内容は、詐欺物です。詐欺物ってのは、なかなかディテールが重要で、伏線がいっぱい張ってあったりするので、一回見た後も、もう一回確認のために見ちゃうことが多いのですが、これもご多分に洩れず、2度見ました。題名の「スパニッシュ・プリゾナー」というのは、映画の中で説明されていましたが、古い詐欺ゲームの名前だそうです。

主人公の男は、ある重要な「プロセス」という、すごい発明をした人物で、彼がビジネス旅行で、南の島に行くところから始まります。そこで、金持ちのビジネスマン(Steve Martin)と知り合い、そこから彼の人生はどんどん変って行くことになります・・・・

なんというか、うまく出来てます。あと、日本人なら、最後のシーンのUSマーシャルズの捜査官のせりふで、ちくちょ〜、とちょっと思うこと請け合いです。しかしまあ、ラストシーンではあの日本人観光客がこうなってくるとは・・・とびっくりしましたがな。まあ、ちょっとかっこよかったので許す。


Palmetto(1998)

  • 監督 Volker Schl ndorff
  • 主演俳優 Woody Harrelson、Elisabeth Shue
  • タグライン In a town this bad, it's hard to be good...   
         (こんなに悪い街では、良い人でいるのは難しい)

あんまりマイナーじゃないかも知れません。というのも、主演の俳優さんは、二人とも有名な方だし。

で、内容ですが、これもちょっと詐欺が入っているかな。アクションがちょっとだけあります。これは、2度見る程でもないですが、それでも、ちょこっと確認した部分あり。題名の「パルメット」は、フロリダにある街の名前です。

これは主人公の男の人(Woody Harrelson)が刑務所から出てくるシーンから始まります。彼は釈放後、仕事を探しているのですが、なかなかいい仕事がない。そんなとき、バーで妖艶な美女(Elisabeth Shue)と知り合います。彼女が持ちかけたのは、狂言誘拐。主人公は彼女を疑いながらも、協力することに同意します・・・

これねえ、最後のシーンで「ああ、やっぱりハッピーエンドなのね」って思いましたね。でも、あそこでああならなかったら、主人公がかわいそ過ぎるかも、という気も。悪者がやられるシーンでは、ちょっと吐き気。私、大学時代化学科だったんで、あの辛さの何億分の一かは分かります・・・


Suicide Kings(1997)

  • 監督 Peter O'Fallon
  • 主演俳優 Christopher Walken
  • タグライン Their plan was perfect... they weren't.
         (彼らの計画は完璧だった... しかし彼らはそうではなかった)

クリストファー・ウォーケンは、結構有名な個性的な俳優さんです。最近では、「マウスハント(ネズミをやっつける映画。お子様向け?)」で、害虫駆除業者を非常にコミカルに演じていました。

もう一つ、この映画を見ようと思ったのは、私の大ファンだった俳優さんがでていたからなのです。昔、日本でもやっていて、ビデオもでている「インディ・ジョーンズ 若き日の冒険」ご存じでしょうか?アメリカでは、テレビドラマとして放映されていた物ですが、そこで、若き日のインディを演じているのが、Sean Patrick Flaneryです。彼は、当時、日本でも大人気だったので、ご存じの方も多いと思います。
残念ながら、彼は映画俳優としては、なかなか芽が出ていないようで、最近はほとんどテレビでもスクリーンでも見ることはありません。そんな彼が、この映画ではかなり重要な役で出演していました。ってことで、私は見る気になったのですね。単なるミーハーともいいます。

内容は、心理物です。心理物って、勝手に用語作るな、といわれそうだ。なんというか、見てください。サスペンスですよ、もちろん。題名の「スーサイド・キングス」は、トランプの赤のキングをさします。トランプを見ると分かりますが、赤のキング達は、自殺しようとしているように見えないこともないです。そのため、自殺する王様、とギャンブル用語で呼ばれているようです。ギャンブルが、内容にも大きく関わってきます。

ギャングスター(Christopher Walken)がひょんなことから、若者達(Sean Patrick Flaneryほか)と知り合います。彼は若者達を指導してやるつもりだったのに、彼らはギャングスターを誘拐してしまいます。なんで誘拐しなければならなかったのか。理由は次第に明らかになります。ところが、それが本当に誘拐の理由だったのか。一体誰が、何を目的に、こんなことを企んだのか・・・

これは、なかなか引き込まれました。さまざまに挿入されるシーンから、誰が「ねずみ」なのか。こいつと思ったら、違ってた、こいつ怪しい?と考えているうちに二転、三転。最後もどんでん返しです。

あれっくすと私で、誰がほんとの黒幕か予想し合いましたが、二人とも外れました。なかなか、面白かったです。まあ、お気に入りのショーン・パトリック・フラナリーがでているというとこで、少々点が甘いかも知れませんが。


A Perfect Murder(1998)

  • 監督 Andrew Davis
  • 主演俳優 Michael Douglas、Gwyneth Paltrow、Viggo Mortensen
  • タグライン A powerful husband. An unfaithful wife. A jealous lover. All of them have a motive. Each of them has a plan.(権力を持つ夫、不貞な妻、嫉妬深い恋人。彼らは全て動機を持っていた。彼らの一人一人が計画を持っていた。)

これは全然マイナーじゃない(なんてったって、マイケル・ダグラスが出てるし)と思いますが楽しめたので。

内容はよくあるサスペンスです。でも外れじゃないので、どうぞ楽しんでください。

成功した大金持のビジネスマンの夫(Michael Douglas)は妻(Gwyneth Paltrow)の不貞を知ります。彼女の愛人(Viggo Mortensen)はアーティスト。それを知った夫はどうしたか?知られたことを知った妻は?夫に計画を持ち掛けられた妻の愛人は?一体誰を信じて、誰を疑えばよいのか・・・

これは、サスペンスよく見てる人なら、はいはい、そうですか、そう終わりましたかって感じでしょうけど、面白いですよ。マイケル・ダグラスよいね、なかなか。彼はビジネスマンの役が多いけど、こういう冷静な殺人者の夫ってのもなかなか。マイケル・ダグラスの出る映画は、外れが少ないという目安にしています。必ずそうか、というとそうでもないですが。


The Usual Suspects(1995)
 ユージュアル・サスペクツ

  • 監督 Bryan Singer
  • 主演俳優 Stephen Baldwin、Gabriel Byrne、Benicio Del Toro、
    Kevin Pollak、Kevin Spacey、Chazz Palminteri
  • タグライン Five criminals. One line up. No coincidence.            (5人の犯罪者が面通しのために集められた。偶然ではない)

いきなり古い上に、アカデミーまで取っちゃっててマイナーでもないですが、お勧めってことで。

これは、間違いなく2回見る映画コースです。一回見ただけじゃ、そこここに張られた伏線には絶対に気付かないと思うなあ〜。しかも、最後のシーンを見ても、いまいちわかんなかったりして。実は、私は日本に一時帰国したときに、ぱた弟と一回「字幕つき」で見たにも関わらず、ちょっと?だったりして。でも、よく事情を把握してみると、面白いですよ。非常に。

西海岸の埠頭で、銃撃戦があり、大量の現金が紛失した。その銃撃戦の生存者、キント(Kevin Spacey)に担当の捜査官クーヤン(Chazz Palminteri)が事情を聞くことになった。キントは6週間前に遡って、自分以外の4人の犯罪者(Stephen Baldwin、Gabriel Byrne、Benicio Del Toro、Kevin Pollak)がある事件の面通しに集められ、そのあと皆で仕事をし始めたことを話し始めた。すべての鍵は、伝説の男「カイザー・ソゼ」が握っているという。カイザー・ソゼは実在しているのか。しているとすれば誰なのか。この事件の裏には何があったのか・・・

見た人なら分かると思いますが、途中に出てくる「小林」、おいどこが小林やねん、思いっ切りイギリス人執事みたいな顔しとるやんけ、って突っ込みたくなりますよね。それが実は鍵だった、っていうのは3回目に見たときに分かりました(鈍い)。もっと早く気付けよ、ってところでしょう。

あと、ここにでてきたベニチオ・デル・トロ、何回も書いてますが、私好きなんです。ラブストーリーのところで詳しく述べているので割愛ですが、この映画では、なかなかよろしいちんぴらのフェンスター役(一番背が高い人)を演じていて、こんなにも映画によって印象の違う役を出来るとはすごいざます、と思いました。実は、この映画、何回も見ているのに、ベニチオ・デル・トロが主要人物で出演してるって、全然気付かなかったくらいなのですよ。いい俳優さんです。メジャーになってほしいなあ。


これからも続きます・・・
マイナーな面白い映画を見たら更新しますので、よろしく。

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