プレイトー --Plato

ポチが亡くなってしばらくして、からになったケージを見ていると悲しい。このケージに入ってくるかわいい男の子が欲しい・・・と思い始めたらもう止まらない。すぐさまペット屋さんにゴー。今度は別のペット屋さん。前のショップはおじいさんと噛み癖のあるハム(これはアドバイスを聞かなかった自分が悪いのに〜)を買わされたので、もう行かない。

今度は目がぱっちりしてかわいいノーマルカラーの毛皮のボーイ、まだ、たまたまが目立たない(ハムスターの大人の雄ってのは、ものすごい巨大な睾丸を持っているのです・・・どのくらい大きいかって、あんた体の1/3は金玉って感じよ)雄をゲット。雄と雌の見分けは、初めはむずかしいんだけど、一番簡単なのが体の形。お尻が丸いのが雌で、しっぽに向かってとんがってるのが雄。ひっくり返して肛門と尿道の距離でも見分けられます。この辺は慣れるとすぐ。ハムスターに詳しい人にでも教えてもらいましょう。

でこのハムの名前。プレイトー(Plato)。もちろんあれっくすが名づけた。この名前を見て気づく人が何人かいるか分からないけど、これって、かの有名なギリシャの哲学者、プラトニックラブの語源にもなった、プラトンなのです。アメリカでは、プラトンのことをプレイトーと発音するらしい。で、あれっくすは哲学者なので、哲学っぽい名前を付けた、と。

しかしフルネームで呼ばれることはあまりなく、ほぼ「ピー・マウス」とか「プレ」という格式のなさげなニックネームで呼ばれていました。まあ、たかがねずみにプラトンというのは荷が重いでしょう。

彼は、なかなか男前なハムで、訓練したらすぐになついた。絶対に人を噛まないし、名前を呼ぶとこっちを見る。みなさん、ハムスターでもここまで訓練できるんです。私は知らなかったですよ、ねずみごときがこんなに高級な動きをするとは。プレはどちらかというとおっとりしたハムでした。

しかし、雄なのですぐ大きくなりました。ハムスターというのは、雄の方が若干大きくなる傾向があるような気がします。ゴールデンは違うのかな。ジャンガリアンはそうです。もしかしたら、体の大きさは変らないんだけど、たまたまの分大きくて重いのでしょうか。

大きくて困るのは、回し車です。ハムスターは夜行性なので、人様が寝ようかとすると起き出して活動し出すのですが、一晩中遊んであげるわけにもいかないので、ケージに回し車を入れています。その回し車でハムは一晩中走っているのですが、うるさい。キーキキーキキーキキーキキーキキーキキーキキーキキーキキーキキーキキーキキーキキーキキーキ・・・と、いったん気になると全く眠れないほどの不愉快な回し車の音を立てます。これは回し車の品質が低いせいもあるのですが、実際使ってみないとどの回し車がどの程度うるさいか分からないし、それを使うハムの体重にも関係するので、非常に選択が難しい。

実はポチはおじいさんだったせいか、ほとんど回し車を使わず、イリーは小柄なので回し車を使っていてもあまりうるさくなかったのです。それにその当時は、ぱたは広いアパートに居住していたので、「ハムスターの部屋」なるぜいたくな物があり、夜うるさくされても全くへのかっぱでした。

ところが、デトロイトの狭いアパートに移ってからは、ハムたちとぱたは同じベッドルームで寝ることになってしまい、それでも我慢していたのですが、プレが大きくなり出してからはもう辛抱たまらないようになりました。

と言うわけで、人様が寝る時間になると、プレとイリー(ついでに)はダイニングルームのテーブルの上に運ばれます。で、人様が活動し出し、ハムが眠る時間になると、ハム様達はベッドルームに運ばれる、と言うことになりました。いやいや、ハム中心の生活だ。


次の話に続く

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